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最初に取り上げるのは…この曲です。
聖母マリアの夕べの祈り(C.Monteverdi)
演奏データ
京都クラウディオ・モンテヴェルディ合唱団
指揮:当間修一
2002年10月19日、京都文化博物館別館ホール
社会人になって初めて演奏会に乗った曲。入団して4ヶ月でオンステするという若干きついスケジュールだったんですが、何とか歌いきったという感じでしたね。
最初は全然ついていけず自信をなくしていましたが、10月に入る頃には自信を持って歌えるようになっていました。
それまでに何度か演奏会を聴いていたのですが、初めて練習を見学したときの印象は「意外と…(自主規制)…だな」というものでした。それが、練習を重ねるにつれ、そして本番に近づくにつれ、加速度的に音楽がまとまってくる。その集中力は、これまでに歌ってきた合唱団とは次元が違うものでしたね。
「この人の指揮で一度歌ってみたい」という思いと、「この曲を一度歌ってみたい」という興味が重なった偶然と言ってしまうと何てことないんですが、大学を出てから合唱を続けるきっかけになったという意味では、この曲は外せないです。
バリトン・バス テノール・カウンターテナー 古楽 現代音楽