ユリバードさんのブログ(日記)〜クラシック音楽の総合コミュニティサイト Muse〜

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「弾き手に気持いい」VS「聴き手に気持いい…」

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世でいう「名曲」の数々。それらは「どういう意味において」名曲というハンコを押されたのでしょう?
わたしは3つの条件があるように思います。

?音楽に関わる全ての人=演奏者+聴衆=に「名曲」と 認定される。
?演奏者にとって(演奏する活動において)「名曲」と
 認定される。
?聴衆(音楽と受動的な立場で関わる)にとって「名  曲」と認定される。

つまり?の条件が最も音楽的に完成度の高い「名曲」
であると推論できようかと思います。
全ての作曲家がこの線を狙って作曲するものと思われますが、その結果がいつも、しかも全てこうなることはなさそうでありましょう。

多くの場合、?よりになるか?よりになるのかは、作曲家のスタンスや専門性にかかっているのではないでしょうか?
例えば「楽器のプロ」=その楽器の演奏家は勿論の事、楽器職人などもここに含む事ができましょう。
これらの人々が書いた曲はまことによく「その楽器がなる」曲に仕上げられていることが多く、結果、その楽器の演奏家にとって「演奏して気持いい」という評価につながりやすいのだと思います。反面、聴衆には演奏家が感じているほどの楽しさや感動がない、という場合もあります。所謂ビルトゥオーゾ的な作品では、この傾向がまま、あるように思います。
私が具体的に思い浮かべるのは、フルートの作品をたくさん書いた楽器職人、ベームの曲です。あれは、聴いているほうは音楽的にぜーんぜん面白くないなーっていつも溜息ついちゃいます。例えばひたすらトリプルタンギングの連続や激しい跳躍音型を吹きこなすフルーティストの技術に驚き続けていればいいってな感じでしょうか!
聴き手が好む曲では、ちょっと前からもう言い古され尽くした感も大有りな「癒し」系がダントツでしょう。
しかし演奏家は「お客さんが喜ぶから何度も演奏するが、だんだんだるくなるし、飽きる」なんて思う場合もありそうです。
やはり演奏家聴衆みなが満たされる、そんな音楽が絶対にいいに決まってますね!

 作曲家 声楽 ピアノ 金管楽器 ホルン


日付:2006年06月05日

1件のコメント

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このブログ(日記)へのコメント

Shigeru Kan-no

このほかに主催者やドラマトログが良いと思うから演奏会にかかると言う場合があります。

そういう情報の出所は批評家や音楽学者と言う場合もあるしまちまちですね。

良い曲でも演奏されない場合があります。
1.曲が演奏不可能。
2.お金がかかりすぎる。
3.多くのひとが良い曲と思っていない。
4.政治的に問題がある。
などなどです。

2006年06月07日 23時30分57秒

1件のコメント

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