ユリバードさん
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ロマン派の作曲家に多いですね。元々はBeethovenのあの動機展開や交響曲第6番の単純な繰り返しが元になっているようです。確かにロマン派の作曲家達はほとんど例外なしにBeethovenを尊敬していて楽譜などを持っていて写譜して勉強していました。徹底的に繰り返して少しづつ変化させるSchumannのピアノ・スコアは無駄が全くなくて天才的ですね。でもオーケストレーションがああいうようになってしまうのは残念ですが。意外とMendelssohnは雑で無駄が多いですね。
一方天才と言えばMozartがそうだったのですが、Kv.550等を除けば彼は一般に無限のひらめきと感性で作曲しているのでそういう事は少ないです。でもBeethovenがその部分に着目して延々と発展させたのですね。
現代は作曲技術は全く自由なので特にBeethovenみたいに作曲する作曲家は少ないです。でも知っていたほうがもちろん良いです。
2006年07月06日 16時43分42秒
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作曲家がある一つの曲やフレーズに物凄く思いいれをして、折に触れ形を変容して別の曲に登場させたり(シューマンなんて相当しつこいですよね!)、引用したり、ということはよく見られることですが、こうしたことを全然しない作曲家もいなくはない訳ですよね。(そういう目で各作曲家の作品を調べ上げたことはありませんけれど)
いる、と断定した場合、わたくしはこんな疑問を持ちます。自らの特定の曲やフレーズを何回となく使用する作曲は「自己愛」が、ひいては「自作曲愛」が強いのか。それとも凄く気に入った作品が限られていたからそういう行動に出たのか。また、全く過去の作品を使わない作曲家は「意図的に」使わないのか、それとも、そんなこと思いもよらずに過ぎていたのか…?そんな疑問がプワーっと広がりました。
作曲家 声楽 ピアノ 金管楽器 ホルン