Shigeru Kan-noさんのブログ(日記)〜クラシック音楽の総合コミュニティサイト Muse〜

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ウイークエンド・モーツァルト

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今週の週末のSWR-FMはモーツァルト・Wochenendeですね。シュトットガルトの夏のヨーロッパ音楽祭で相当交響曲などを解説付きで演奏したらしくて、現場の解説のまま週末に一度に20曲放送しています。司会はピアニストのロバート・レヴィンです。演奏はノンリントンとシュトットガルト放送。メヌエットを抜いてソナタの展開部と再現部も繰り返します。やっぱり退屈するのできついわ!日本人だと内田光子だけですね、NHKのアナウンサーと違って全くつっかえないで英語かドイツ語ですらすらとピアノ付きで無調のシェーンベルクとかTVの前で解説できるの。昨日は38番と39番それにKv.271のコンチェルト。今日は最初はKv.16.の変ホ長調。ここの緩除楽章で41番に回帰する『ド・レ・ファ・ミ』のフリーメイソンのテーマがすでに出ていることを今回は学ばさせられました。Kv.16なんて普通は作曲でも指揮でもやらないので海老ちゃんでもない限り勉強しようと思わないのです。易しく丁寧にスコアを暗譜してるのかどうかがラジオじゃわかりませんが、わかりやすく解説。次はKv.183のト短調。何も言わなくて良いでしょう。僕はバーンスタインとWPでムジークフェラインの最高席のプローベで教えられたことが忘れられません。それだけですが!

この後深夜までかけて、29番,12番,31番,22番とニ長調Kv.320の解説と演奏の放送です。ニ長調Kv.320????何だこりゃ?ニ長調Kv.320?・・・・・・「ポスト・ホルン」じゃん!!あの巨匠亭が大騒ぎしてた!!!!巨匠亭がギャーギャー騒ぐ前にちゃんとこちらではちゃんと企画して解説付きで演奏し放送しているのですね。

一昨日のCD屋ではあのブリリアントの170枚組のMozart全集をばらして売っていて、どれでもよりどりみどり3枚で1ユーロまでさがっていました。ティトゥス全曲と「ルチオ・シルヤ」・K.118全曲、「フリーメイソン・カンタータ」、、「アイネ・クライネ」、「音楽の冗談」など全くの『冗談』で買って来ました。

Wagnerの『妖精』もばらして下がったので買って来ました。この曲「タンホイザー」みたいに演奏時間が3時間ぴったしかかるのね。ガボール・エトヴェシュの指揮でイタリアのカリガリ・オペラ。

最近のヨーロッパの楽団の中国への演奏旅行がもの凄いですね。毎週ニュースになっています。いまや世界最大の外貨準備高を誇っているのでベルリン・フィルからシュトットガルト放送−アマチュア・フィルまで呼ばれるようです。正確な統計はないのですがどうも件数にすると日本よりずっと多いようです。シュトットガルト放送は去年中国人の現代曲も現地でノンリントンの指揮で初演してこちらのFMでかかり定期でも何回もやりました。日本のようなアニマル大国じゃ絶対出来ない企画ですね。ドイツだけだと思ったらもちろんこの前言ったオーストリア、またイタリアなんかも同じようにひっきりなし呼ばれているようです。なにしろ国が大きいし人口が日本の10倍の巨大さしょう。僕のWVE-33の中国民主化のためのカンタータ以外、政治的に問題のない芸術はみんな呼ばれるようです。こういうニュースは絶対NHKや音友じゃ取り上げないですね。何時までも日本が一番と思っていてもしょうがないです。事実なんだから。島国ボケは何時まで続くのか?とにかくあの国は全く無視できないですね。

 作曲家 指揮者 現代音楽 ピアノ 交響曲


日付:2006年10月29日

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このブログ(日記)へのコメント

Shigeru Kan-no

K.200は今回がティンパニ版の世界初演というか、バッハもそうのように1929年までそのパートがあったのですが、紛失してもうないのでL・レヴィンが第二トランペットのパートを参考にして新たに作ったそうです。ドとソだけなのでまったく簡単に作れるそうです。例によってピアノで曲の構造をすべて紹介。その前衛音楽性に注目を集めさせました。

ハフナー交響曲もピアノでMozartの当時第一級のアヴァンギャルドさを説明:第二主題の欠如や提示部の繰り返しのないことまその展開方法などごくあたりまえですね。第二楽章はノンリントンが「遅くなく」とちょっかいを出してお笑い。第三楽章の主題の後半をHaydnやSalieri・Klausのような凡人が作ったらどうなるか即興して紹介。当然会場の笑いを誘いました。終楽章はくすがしのフィナーレと名づけそのとおりですね。以上今まで紹介したすべての交響曲に当時そうであったようにチェンバロが入っていました。

2006年10月30日 00時27分45秒

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