Shigeru Kan-noさんのブログ(日記)〜クラシック音楽の総合コミュニティサイト Muse〜

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301. ヤナーチェク、ベートーヴェンGO、5月30日 ケルン

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301. ヤナーチェク、ベートーヴェンGO、5月30日 ケルン

何時ものように7時からレクチャー。年寄がボケ防止に毎回立ち見まで出るほど集まって来る。司会は大学出たてのような若い音楽評論家で担当に見た目に頼りないが、いやいや閊えもしないで喋るわ喋る。フィルハーモニー専属の評論家の訳が分かった。普段は新聞などに書いているので今回のコンサートに付いて批評するのは禁じられていると前置きして、まず代役のベルリン・フィルのオーボエのアルブレヒト・マイヤーを登場させる。始めアルソン・バルソムのトランペット協奏曲なのだが病気でキャンセルとか?実態は妊娠中で出産とのことだから病気ではない。

とにかく自分が最近発掘した誰も知らないハンガリーの作曲家のヒダシュ・フリジェシュのオーボエ協奏曲に付いて説明する。最初中国で演奏したらしい。どうして中国かは当時社会主義国で西側に出ずにハンガリー、ソヴィエト、中国と東回りで出回ったらしい。それを発掘してベリルンまで持って来た。そのコンサートの後でこの作曲家知っていると言うハンガリーのクラリネットの女性に会って話が繋がったらしい。ブダペストの音楽監督なので国内人には有名だったのだ。

第一楽章はマジャール語のように最初の細かいアクセントが付いて後に長い音が付くハンガリー的だと言う。それをBPに客演したハンガリー語訛りのイヴァン・フィッシャーに聞いたらしいが東フィル団員じゃなくとも木管奏者は世界中金管の次にアホを言うのでとにかく面白く聞ける。第二楽章は後期ロマン派、ショスタコーヴィッチやワーグナーを模索していると言う。第三楽章はタランテラとBPに客演したムーティが言ったそうだ!それで循環呼吸が必要だとかで簡単だと言って口から息を吐いて同時に鼻で息を吸う練習を会場の聴衆全員にやらせる。誰もできもしないでとにかく楽しめれば良いと言って去る。

ヤナーチェク、コサック隊である自分の2人の息子と自分のポーランドでの壮絶な死の物語。調性があるが印象主義のような近代音楽。各楽章のカギになる楽器。第一楽章:イングリュッシュホルンから始まるがオーボエ、第二楽章:クラリネットとポザウネ、第三楽章:ポザウネ。

ベト7、パトリオート、ナポレオンによる勝利。第一楽章の序奏はその評論家にとって序曲だとする。クライバーのバイエルン国立管弦楽団の音例。第二楽章長い2分音符と短い4分音符に繰り返しはミニマル音楽に繋がる。葬送曲はマーラーの先祖?

本番:オーボエ協奏曲は2022-2200、Hf ,Cel, ,Pk, Sch 3 ,14型。コダーイの様式である。最作曲。聴きやすい。オーボエはホリガーほど極端には吹かないが安定した音。第一楽章6分。第二楽章6分、第三楽章はタランテラよりもスペイン舞踊に様に聴こえる。8分。コダーイが作曲したら当然こうなると言う音楽。アンコールの前に何が美しいかわからないと客を笑わせる。バッハのカンタータからのシンフォニアらしい。弦は4型。

「タラス・ブールバ」16型。ロシアの指揮者なのでアインザッツが冷たくはっきりする。GOの悪い癖が直っている。ピッコロトランペットに持ち替えている。8分20秒。ロシア系はダイナミックのコントラスト度が違う。5分17秒。第一ヴァイオリンの高音も緊張・硬直しない。信用された音。クレッシェンドがロシア風に膨らむ。8分25秒。

ベト7.隣の客は英語を話す2人の男の旅行者。ケルンの観光産業が上手く行っている。ティンパニとトランペットは古い楽器を使う。ヴィブラート無し。10,10、6、6、4、でも弦のほうが音が大きい。完全にヴィブラートが無いのでトランペットと音色がマッチする。トランペットはサロネン風に劇的に良く割る。第一楽章は繰り返しなし。11分46秒。ppの降下が効果的にはっきり付く。8分35秒。第三楽章の前にオーボエがチューニング始める。何時も硬いティンパニの撥を変えないのは飽きが来る。スケルツォは第二トリオまで全部繰り返す。8分50秒。シングル手締めティンパニなので終楽章の前にFからEに締めなおすので時間がかかる。昔アバドWPの練習聴いたような耳に優しく健康的な音が欲しくなる。終楽章も全部繰り返す。やはりppに落ちるときに精密にはっきり音量を落とす。トランペットの長い音は常にクレッシェンドしてこの曲の物凄さを始終アピールする。8分50秒。予定通り10時に終わる。

菅野茂

30.05.2017 Dienstag 20:00 Uhr
Karten bestellen
A. Mayer, Gürzenich-Orchester Köln, I. Volkov: Beethoven, Hidas, Janáček
Kölner Philharmonie

Albrecht Mayer Oboe

Gürzenich-Orchester Köln
Ilan Volkov Dirigent

Frigyes Hidas
Konzert für Oboe und Orchester (1958)

Leoš Janáček
Taras Bulba JW VI/15 (1915–18)
Rhapsodie für Orchester nach einer Erzählung von Nikolaj Gogol’

Pause

Ludwig van Beethoven
Sinfonie Nr. 7 A-Dur op. 92 (1811–12)

Pause gegen 20:50 | Ende gegen 22:00

Die Trompeterin Alison Balsom muss aus gesundheitlichen Gründen ihre Auftritte mit dem Gürzenich-Orchester Köln absagen.
Wir danken Albrecht Mayer für die kurzfristige Übernahme der Konzerte und bitten für die Programmänderung um Verständnis.
19:00 Uhr, Empore : Einführung in das Konzert
Eintritt nur mit gültiger Konzertkarte


Website des Veranstalters:
Gürzenich-Orchester Köln

 作曲家 指揮者 ピアノ 現代音楽 オペラ∩声楽曲


日付:2017年05月31日

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