Shigeru Kan-noさんのブログ(日記)〜クラシック音楽の総合コミュニティサイト Muse〜

Museでクラシック音楽を通じて素敵な出会いを

Password


次回から自動的にログインする。

« 201709月 »

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

13

14

15

16

17

18

19

20

21

22

23

24

25

26

27

28

29

30

月別ブログ(日記)一覧

202403

202402

202312

202311

202305

309. WDR今シーズンの第一回定期、9月15日

前の日記(ブログ)                         次の日記(ブログ)

まずは何時ものように1時間前の解説から。お姉ちゃんが出て来て自己紹介。ケルンの大学で音楽学やってその後音楽マネージメントも学んだとか?ここの職業教育だけはちゃんと正しい人が正しい仕事をしている。

まずはショスタコ―ヴィッチの1953年の10番から解説。これもマーラーの5番と同じ共良くやりすぎる演目。アマチュアも良くやる。前回は同じWDRでビチコフの指揮でハイドンの44番のホ短調の交響曲と共に聴いている。最後にティンパニのソロのパッセージで良く濁ってしまうもマーラーの5番と同じである。カラヤンが生前にレコードに入れたたった1曲のショスタコ―ヴィッチなので後続の弟子指揮者たちもやるわやる。楽器編成が手ごろで歌はないし演奏時間も50分超えるので時間つぶしも十分にできるプログラムである。

何時の通りスターリンの死の話が出て来る。音例として曲の冒頭から聴く。第二楽章のスターリンの暴力シーン、第三楽章のD.SCHモティーフ、対4楽章の喜び組シーンは何時もの通りで、それぞれ音例が付く。

次に今晩のカレヴィ・アホの打楽器協奏曲の解説が続く。今までなんかの現代音楽の教科書でスェ―デン人かと思ったが、もう一人のサーリアホと同じくフィンランドの作曲家だった。音例を聴くがやはりリズムがあるのでちょっと失望。

とにかく作曲者が来てたので舞台に上がってもらって解説。子供の頃はマンドリンで育つ、作曲界のヨルマ・パヌラと言われるこの前死んだラウタヴァ―ラの弟子。ドイツ語は喋れるがボソボソと早口で話すので聞き取りにくいがまあーわかる。英国の打楽器い奏者のために2010年に作曲。ドイツだけでも去年だけで12回の再演。タイトルは初めにあるのではなく後からでっち上げで付く。舞台のセッティングは20m必要。1日1ページ書き3か月もかかっているので速く作曲すると本人は言う。オーボエ協奏曲のようにアラビアのリズムも使って、会場の質問ではピアノ使うのかとか基本的な質問ばかり。普通はわかる。実際に音が出ると思ったよりも良いとわかるのは同僚と同じ。後で見直すのも非常に少ない、当たり前か?委嘱無しでも作曲はできる、これも当たり前。

実際のコンサートではこの前死んだペーター・サドロのようなスター打楽器奏者のグルービンクが鉄棒・重量挙げ選手のように滑り止めの粉を手に塗っているらしい。太鼓を背負って日本太鼓のような始まり方。彼が有名になったのはその実力よりも毎週放送される世界のソリスト紹介のTVで司会をやっているからである。これを世の人は世界最大の打楽器奏者と簡単に思い込んでしまうのはトランプのフェイク・ニュースと昔から同じ現象。

ソリストは体操選手みたいに動き回るので譜面台観てる暇なくて全部暗譜で演奏する。次第にポップ長にリズムで調子に乗る。フィンライド調に流れる音楽。3管編成14型、サックス、オケのティンパニ6個はソリスト的役割。両脇の2X 2 のステレオ大太鼓が印象的。TVカメラが入っている。ノルウエー人のお姉ちゃんが打楽器との長いデュエット。ペーター・サドロの様な見世物場面でスター的太鼓叩きは毎夏日本から来る日本太鼓グループにもある。ヴァイオリンとのソリ。日本の安物時代劇の様なパッセージまたは楽想。ショーマンシップ旺盛。FMラジオの予告で40分と言ったが実際にかかったのは37分。

それで調子に乗ってアンコール。撥の後ろで叩いたり見世物ばかりするから、ほどなくして撥を落とす。終わったら客が帰ったのか少し少なくなった。

ショスタッコの10番はヴィオラが一番冴えてる。ティンパニがダメ。木管も良い。次に低音弦。並なのが高音弦、ホルンは甘すぎて最悪。23分23秒、4分30秒、12分12秒、序奏のオーボエの極度のダイナミックのコントラストが素晴らしい!12分00秒。手を叩く暇もなしに電車に飛び乗る。

15.09.2017 Freitag 20:00 Uhr
Karten bestellen
Martin Grubinger in Köln
M. Grubinger, WDR Sinfonieorchester Köln, J. Saraste: Aho, Schostakowitsch
Kölner Philharmonie

Martin Grubinger Percussion

WDR Sinfonieorchester Köln
Jukka-Pekka Saraste Dirigent

Martin Grubinger in Köln

Kalevi Aho
Sieidi (2010)
Konzert für Percussion und Orchester

Pause

Dmitrij Schostakowitsch
Sinfonie Nr. 10 e-Moll op. 93 (1953)

Pause gegen 20:45 | Ende gegen 22:00

SinfoniePlus 5,50 Euro (Einheitspreis bis 25 Jahre/keine Ermäßigung)

Das Konzert im Radio: WDR 3 live
und im Livestream auf www1.wdr.de/orchester-und-chor/sinfonieorchester/
19:00 Uhr, Konzertsaal : Einführung in das Konzert


Website des Veranstalters:
Westdeutscher Rundfunk Köln

 作曲家 指揮者 ピアノ 現代音楽 オペラ∩声楽曲


日付:2017年09月16日

トラックバック

このブログのトラックバック Ping-URL :
http://www.c-music.jp/tbblog.php?id=16069


登録して素敵な出会いを見つけよう!

Museカテゴリー

フリーワード検索

新規ブログ(日記)

ダイエッ
ト講座 
レシピ編
その・・・

お菓子が好きな方は多いと思い・・・(小原 なお美さん)


ダイエッ
ト講座そ
の15

 周りに聞いたことはないので・・・(小原 なお美さん)


懐かしの
トイピア
ノは子供
にと・・・

一柳慧のCDを借りるために、・・・(小原 なお美さん)


新規会員

みかんさ

こんにちは。周りにクラシック・・・


平行五度
好きさん

合唱経験:高校から足掛け10・・・


みささん
音大卒(声楽専攻)です。現在・・・


公開マイスペース

足跡長
こんにちは。周りにクラシック・・・(みかんさん)


Kansai B
aroque

先日参加していましたKANS・・・(Chorus!!コーラス!!がっしょうさん)


シャルル
さんのお
墓参り

 令和5年2月20日にシャル・・・(歌の翼さん)