Shigeru Kan-noさんのブログ(日記)〜クラシック音楽の総合コミュニティサイト Muse〜

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369. GO,マーラー5番、2月12日、

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Sinfoniekonzert 6、Dienstag 12.02.2019, 20:00

このコンサートは出かける前にWDR3で曲の指揮者のインタビューと解説やってた。主にわかり切ったマーラーの5番の方だが一昨日か昨日の録音であろうその終楽章をカーラジオで聴きながら駅に向かった。

それでも時間はあるので音楽図書館でこのシューマンのヴァイオリン協奏曲とマーラーの5番のスコアを眺めて他の宗教音楽のスコアを4冊買って演奏会場に入った。自宅でも何冊も持っているがまずは見ないのだ。

解説はノルベルト・ホルニック、多分音楽学者か、評論家か、ジャーナリストか普通はその全部を兼ねていることが多い。評論家と言っても雑誌や新聞に書くよりもラジオで報告することが多い。今日は歴史的な録音を流すと言ってみんなにウキウキさせる。シューマンの協奏曲の初演の記録で当時放送されたエアチェックの個人の所有らしい。独奏のイザベル・ファウストは少ないヴィブラート。非常に晴れやかなはっきりした表現だ評価が高く、古典から現代音楽まで何でもこなす。

この協奏曲は1953年に精神病の中で2週間と言う短い時間で書かれた最晩年の作品の一つ。友人のヨーゼフ・ヨアヒムに見せたかチャイコフスキーやブラームスの協奏曲のように難かしいとかで評価が芳しく無く練習はしたが効果的ではないモノ・トーンだとして初演に至らなかった作品。問題は音域が中音域にあるのでオーケストラの伴奏で聴こえなくなること。単なる練習曲だ心理的な曲だとして当時葬られた。

その後1907年にヨアヒムの長男がこの楽譜をプロイセンの国立図書館に売る。メニューインに初演を頼むが当時はナチ政権でユダヤ人は演奏できない。そこで1937年にクーレンカンプが独奏にあたってベーム指揮のBPが伴奏したが、ヒンデミットの改定が非常に入っていて、多くはオクターブ上げたものだが、そのほかにアウフタクトの音階などが簡単に直されたらしい。雑音だらけの初演の会話の録音を聴かせる。この放送は短波でユーゴスラビアやエジプト、ウルグアイ、オーストラリア、日本まで流され民族音楽的と評されたらしい。その後ハンス・シュミット・イッセルシュテットにより録音があり、原典版による正式の初演はアメリカでメニューインがゴールドマン指揮セントルイス交響楽団でやったものである。それで司会者が80歳の誕生日にロンドンのメニューインの家でこの曲についてインタビューしたドイツ語の録音を聴かせる。

そこで実際の改変版と原典版の相違の録音を聴かせる。第一楽章の第二主題、1オクターブ高いヒンデミット版と原典版。コーダ。次にテンポの問題でフィナーレはポロネーズだと言うクレーメルが出てくる。まずムーティとの録音は普通、次にアーノンクールとの演奏が超遅い。今日はそうではなく普通のテンポであることを断る。そのほかシューマンのリートと2楽章の比較。戦後のシェリング、マーラーなどが出てくるがマーラーの5番はさっきラジオで聴いたしみんな知っているので解説は省略。

ロビーは音楽と天体の展示。
演奏はTVカメラ6台、12,10、8、6、4で譜面を見て弾くが出だしからやさしい曲ではなくて以外に不純物が入っている。14分32秒。2楽章のチェロの難しいシンコペーションが良く聴こえない。5分25秒。しかしオケが全曲にわたって霞んでくれるのでソロ・ヴァイオリンは聴こえる。そのヴィブラートはやるけどまずなしで入って徐々にヴィブラートを増やしてゆく名歌手のような手法。10分22秒。アンコールは無調・微分音の何かの曲。

マーラーも立ち上がりが不純物多く初演者としては最高ではない。21分17秒、14分04秒、17分03秒、9分52秒、14分40秒、計67分56秒。ちなみにSWR時代は12分、28秒、13分35秒、17分00秒、9分57秒、15分02秒で計67分52秒のほぼ同じ。


38,-
30,-
24,-
16,-
14,-
9,-
Z: 16,-
zzgl. Vorverkaufsgebühren

Pause gegen 20:35 | Ende gegen 22:15
Mitwirkende
Isabelle Faust Violine
Gürzenich-Orchester Köln
François-Xavier Roth Dirigent
Programm
Robert Schumann
Konzert für Violine und Orchester d-Moll WoO 1 (1853)

Pause

Gustav Mahler
Sinfonie Nr. 5 cis-Moll (1901–02)

Veranstalter
Gürzenich-Orchester Köln
Begleitprogramm
Einführung in das Konzert
19:00 Uhr, Empore

 作曲家 指揮者 ピアノ 現代音楽 オペラ∩声楽曲


日付:2019年02月14日

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