Shigeru Kan-noさんのブログ(日記)〜クラシック音楽の総合コミュニティサイト Muse〜

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391. 「ゾフィーとこの世界の秘密のささやき」ボン7月5日

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SOPHIE UND DAS GEHEIMNISVOLLE FLÜSTERN DIESER WELT
ab 9 Jahren

その前に講談社の3月の出版案内書を電車の中で読みながらボンに着く。現在池袋のジュンク堂に積み上げられてる日本だけじゃなくてヨーロッパでも大人気のマルクス・ガブリエルが寄稿している。やはりこの哲学者は我々一般人にわかりやすい文章を書く。現代の分析について矛盾は全くない、その通りだが、何でこんな簡単なことが今まで語られなかったのであろうか?可笑しさのほうが先行してしまう。ボン大学の教授だがその読んでしまった出版案内とコンサートのチラシなどを要らないので、ボン大学のチラシのコーナーに何時もの様に置いてからシューマン・ハウスまで30分かけて歩いていく。何時もの楽譜目当てでマックス・レーガーのヴァイオリンソナタやシベリウス、ボリス・ブラッヒャーのバイオリンとピアノの曲など6冊を2ユーロで買ってカバンが何時もの様に重くなってしまう。

ケルンの演劇と同じくボンではコンテナの中で子供のための音楽劇をやる。本当にコンテナ一個でやるので客が最大20人ぐらいしか入らない採算を無視した丁寧な音楽劇である。今回は最後の公演で子供10人、大人数人の少なめ。

中に入ると暑いので水を持って入るように言われるが、持っているのはスーパーで買ったコーヒーだけ。やはり鉄の塊なのでエアコンが付いていても本物のコンテナは暑い。6時ちょうどに始まるが、登場人物はゾフィーと呼ばれる役者の女性と多分ベートーヴェン・オケから駆り出されてのであろう一人のトロンボーン奏者の二人だけ。これで1時間の公演をしてしまう。音楽劇なので入って早々何かしらの音を出さなければならない。まだ楽器などは両者とも使わず口などを主に利用したケルパー・ゲロイシュ一色。ラッヘンマンなんかと違うのは子供に慣れてもらうために何度も繰り返すこと。ポストセリエルの大衆への失敗は雑音の素材も含めて繰り返しのないセリエル化を保持してしまったことであろう。それをやめたサルバドーレ・シャリーノは現在一番成功しているがこれはあくまでも売れ行きの問題であって質の問題ではない。もちろん体の音の出る部分はすべて利用する。小さな雑音はマイクを通す。録音やライブエレクトロニックも利用する。トロンボーンはあらかじめ入れといた自分の音と二重奏もする。更に歌手でない女性の声も歌ってしまい3和音を作り出してはもってしまう。

それが終わるとやっと本文に入る。トロンボーン奏者は自分の楽器で更に特殊奏法を追求。循環呼吸やクラリネットのマウスピース、ベダルトーンなどはお手の物だ。女性の役者は詩のような物語を語り始めるが、トロンボーンの音がどんなにいろんな弱音器をかぶせても更に手で蓋をしても強力なので良く聴こえない、始終マイクを通さないとちっともバランスが取れない。

コンテナはこの音楽劇のために屋根とかすべて改造されているが、いろんな瓶を並べてそこに電球を入れたのは効果的で予算が安くつく格好のアイディアである。天井に多くにチューブをぶら下げているが、これはすべて後でトロンボーンと繋いで付加のバルブを通して音を出させる。または水の中に入れて循環呼吸で泡をブクブクさせる。作曲者が書いてないのでほとんど役者2人による即興音楽劇だと思うがなかなか下手な現代オペラよりも面白い。明確な楽譜はなくジャズ的なコンツェプトだけでやっているものと思われる。

最後に箱の中に何が入っているか開けて見せる。中身は今までの音楽劇の自分たちの縮小人形だった。

Letzte AufführungFamilienvorstellung
05 Jul
18:00 H
Theatercontainer
Hörtheater für vermischte Ohren nach SOPHIECHEN UND DER RIESE von Roald Dahl
Und dann war er plötzlich da! Acht Meter groß war er. Seinen schwarzen Umhang trug er so elegant wie ein vornehmer Herr. Die dünne Trompete hatte er in der Hand…

Sophiechen liegt wach im Bett. Sie kann nicht schlafen. Sie lauscht in die Dunkelheit. War da was? Nein: Lautlose Stille - kein Geräusch!
Klingt so die Geisterstunde? Nach nichts? Und wenn, was ist das? Oder gibt es das nicht: Nichts! Stille! Vielleicht muss man aber auch nur ganz genau hinhören, immer tiefer in die Stille hinein, hinter die Dinge, die sich (nicht) klingend verwandeln. Große Ohren könnten helfen, riesige Ohren - dann könnte man vielleicht sogar hören was nicht zu sehen ist: Gedanken, Gefühle, Sehnsüchte und vor allem Träume!!!
Besetzung
Schauspielerin: Nadine Schwitter
Musiker: Matthias Muche
Regie: Sebastian Bauer
Kostüm: Tobias Maier
Video: Yves Maurice Itzek
Bühnenbild: Sebastian Bauer
Dramaturgie: Angela Merl und Inga Waizenegger
Produktionsassistentin: Inga Waizenegger
Produktionshospitantin: Paula Veenema

 作曲家 指揮者 ピアノ 現代音楽 オペラ∩声楽曲


日付:2019年07月06日

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