Shigeru Kan-noさんのブログ(日記)〜クラシック音楽の総合コミュニティサイト Muse〜

Museでクラシック音楽を通じて素敵な出会いを

Password


次回から自動的にログインする。

« 202202月 »

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

13

14

15

16

17

18

19

20

21

22

23

24

25

26

27

28

月別ブログ(日記)一覧

202403

202402

202312

202311

202305

202304

419. Friday 17.09.2021, 20:00 WDR Schönheit & Abschied

前の日記(ブログ)                         次の日記(ブログ)

Măcelaru dirigiert Britten & Mahler

Die Veranstaltung liegt in der Vergangenheit!

1 additional date

€ 48.- | 39.- | 29.- | 19.- | 16.- | 9.- | Z: 29.-

plus advance booking fees

Artists
Augustin Hadelich Violine

Karen Cargill mezzo-soprano

Klaus Florian Vogt Tenor

WDR Sinfonieorchester




Cristian Măcelaru Dirigent

Programme

Nico Muhly
One Line, Two Shapes
für Orchester
Kompositionsauftrag des WDR - Miniaturen der Zeit -

Benjamin Britten
Konzert für Violine und Orchester d-Moll op. 15

Pause

Gustav Mahler
Das Lied von der Erde
für Tenor, Alt/Bariton und Orchester. Texte nach Hans Bethges "Die chinesische Flöte"

Promoter
Westdeutscher Rundfunk

ケルンのコンサートとオペラは飛行場のように何処でもコロナのチェックが入っている。陰性証明か接種証明を見せないとチケットだけでは入れない。このコロナ時代は1時間前の解説も無くなって8時からいきなりコンサートに入る。

第一曲目は短い管弦楽曲の委嘱シリーズ。ニコ・ミューリーはアメリカの映画音楽作曲家。NHKのドラマも担当しているが劇伴同様映画音楽との大差はない。しかし映画だと世中の一般人も見るので実力の割には大衆に名前が出やすいためポピュリズムの弊害で委嘱を入れやすい。肝心の作品はほとんどアイヴスの「答えのない質問」の丸写しに金管と打楽器のアクセントを加えただけの代物。放送局はそう簡単に作品は評価できないと良く言うであろうが、これは素人でも解る個性が弱すぎる亜流。良く映画音楽作曲家が自分だって無調やクラスター使えるんだぞと甘く見て余技で作曲して見せるが、現代音楽のプロの現実はそうは甘くない。政治家よりもさらに責任を取らない公共放送局だからと言うが完全に委嘱料と放送権料の無駄遣いである。8分。2222−2220−3P、Hp,64432

2曲目のブリテンはこのホールでもう1・2回聴いている。地味だが単純に繰り返さない近代後期印象派の音楽。ブリテンは最初期の作品から未熟な書法と言うのを見たことがない。当時楽譜を見せられたハイフェッツは演奏不可能と決めつけたらしく、バルトーク並みに難解な曲であることは確実である。34分。2222‐4331‐3P,10、9、8、6、4。アンコールはスペイン舞踊でフランシスコ・タレ—ガの「アルハンブラの思い出」のヴァイオリン編曲。このアンコールのせいで帰りの汽車に数分遅れて1時間待つ羽目になった。

3曲目のマーラーの「大地の歌」は横から聴いたので歌手とオケのバランスはわからないが、オケは四方八方に音が出ているのに対してワーグナー歌手はどんなに大きな声を持って来ても指向性が前に限られている。オケは大きな3管編成の16型なので歌手をいくらでも圧倒する。自分はフォクトの歌うこの曲を事前にナガノ指揮のモントリオールでCDに入れているのをケルンに出かける前にWDR3のFMで聴いて出発した。女の子の様な幼児臭い歌声は笑いを誘うが、今回の生だと弦を豊富に入れてあるせいか相当声を張り上げているのでヘルデン・テノールに近くなる。この曲が作曲されたイタリア領のトプラッハの北向きの作曲小屋は訪れたことがあるが、この曲はその影響を受けたショスタコ―ヴィチの交響曲第14番と同じくそのオーケストレーションの巧みな繊細さにある。

実際に放送で聴くとフォクトの声は完全に巨大なオケよりも浮き上がってはっきりと聴こえる。マイクのせいであり正面でもこんなには聴こえないと思われる。女声もワーグナー歌手である。バイロイトで歌っているかどうかは知らないが、普通のワーグナー歌手としても十分使える。やっぱり巨大オケにリート歌手はそんなに合わない。

昨日はもう一つヴァイオリンとキーボードの現代音楽のコンサートが放送局であったが、時刻が同じで断念してしまった。

 作曲家 指揮者 ピアノ 現代音楽 オペラ∩声楽曲


日付:2022年02月19日

トラックバック

このブログのトラックバック Ping-URL :
http://www.c-music.jp/tbblog.php?id=16578


登録して素敵な出会いを見つけよう!

Museカテゴリー

フリーワード検索

新規ブログ(日記)

K-450.
「トリス
タンと・・

まず主役の歌手2人が交代した・・・(Shigeru Kan-noさん)


演奏会鑑
賞記

期日:3月23日(土)会場:・・・(平行五度好きさん)


受難日に
ヨハネ受
難曲

アンサンブル(各パート3人の・・・(hiroさん)


新規会員

みかんさ

こんにちは。周りにクラシック・・・


平行五度
好きさん

合唱経験:高校から足掛け10・・・


みささん
音大卒(声楽専攻)です。現在・・・


公開マイスペース

Kansai B
aroque

先日参加していましたKANS・・・(Chorus!!コーラス!!がっしょうさん)


足跡長
こんにちは。周りにクラシック・・・(みかんさん)


シャルル
さんのお
墓参り

 令和5年2月20日にシャル・・・(歌の翼さん)