**たまさんのブログ（日記）〜クラシック音楽の総合コミュニティサイト Muse〜

京フラ（京都フランス音楽アカデミー）は楽しいです。本当に、毎日が充実していて…。これまで習ってきた常識とか発想を、全部まっさらにしてくれる。自分を自由にしてくれる。

ヴァレーズ先生は、弾くだけではなく、指揮をしてくださったり、歌ってくださったり、また曲を物語仕立てにされたりと、ユーモアセンスたっぷりのレッスンですごく楽しいです。京フラの先生方はみんなそうなのですが、発想が豊かで柔軟で、良い意味で《子供》なのです。

『そのリズムは鐘の音だと思って…』『その旋律はフルートだよ』『フレーズは回っているんだ。子供がサークルを走り回ってるように、暖かい日差しの中で…幸せな時が流れてる…』

何気ないフレーズが、先生の味付けによって命が吹き込まれるというか、生き生きしてくるんです。音楽がどんどん素晴らしいものになっていく…魔法みたいです。


フランスのエスプリって、すごい！！！


昨日はフランクのソナタを見て頂き、今日はツィガーヌとモーツァルトのコンチェルト5番の２楽章を見て頂きました。フランクの１楽章は夢見心地で、２楽章は悩み、３楽章は人生。３楽章は喜怒哀楽、感情の全てが凝縮されてて、４楽章は子供心に還った感じ。こう先生はおっしゃいました。わかりやすい！！ツィガーヌは、あまり弓を押し付けてゴリゴリ弾いてはいけない、忘れてはいけないのは、この曲はジプシーということではなく、ラヴェルの作品ということだ、と言われました。モーツァルトは…まあ褒められた★ｗｗｗ

『君は、室内楽向いてそうだね』と言われたのですが、これはほめ言葉なのかけなされてるのか･･･ｗｗｗｗ


明日は公開レッスン。わたしは去年出たので今年は出ませんが、友達がたくさん出るので１日中ホールに入り浸りです。楽しみだー★

　ヴァイオリン（バイオリン）　ヴィオラ（ビオラ）　チェロ　ファゴット　チェンバロ