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スコア・リーディングはピアニストには普通課しませんね。作曲や指揮科では必修です。もちろんスコアをよく読めるようにするためにピアノで弾くのですがもちろん大変な作業ですね。昔はCDがなかったので指揮者は予め出てくる音についてピアノで調べてからオケのセッションに望んでいました。作曲の場合はピアノ譜を作ってからオケに移すのでそのことでは余り使いませんが、他の作品を勉強するときにやはりピアノで総譜を弾いてみます。
一番簡単なのは合唱の4段譜です。最初はト音記号とヘ音記号だけ。その後ハ音記号に移ります。またはSQを弾いてもいいです。その中で声部の交差などを勉強します。実際合唱指揮者はこのスコアリーディングを練習で使います。それが終わったら反動などの交響曲、序曲と移っていて最終的にはドビッシーや・R・シュトラウス、バルトーク、ストラヴィンスキーあたりまで可能です。レッスンの方法はピアノを使う個人レッスンに限ります。全部弾けないのでその本質のみを引き出して弾きます。週に20分ぐらいでOKです。
2008年06月23日 16時30分24秒

2008年06月23日 22時54分11秒

2008年06月23日 23時16分00秒

2008年06月23日 23時59分53秒

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最近、「スコアリーディング」という勉強を始めました。
スコアリーディングとは、室内楽やオーケストラの曲をピアノで弾いてみることです。
という程度の知識はあったのですが、それがいったい何のためにやるものなのか、どんなふうに勉強するものなのか、さっぱり分かりませんでした。
初めは、ハ音記号+へ音記号の2声、といった楽譜を初見で弾いてみます。
次は、弦楽カルテットの楽譜を渡され、次の週までに弾けるようにしてくる、という宿題が出ました。
カルテットの曲にもいろいろあり、比較的ピアノで弾きやすいものから始めて、だんだん難しい、ベートーヴェンの後期のもの、フランスものなどに課題が進んでいきます。
好きな曲(ピアノ以外の)をピアノで弾いてみる、という遊びは昔からよくやっていましたし、最初は、ただ単純に楽しく、弾けるようになるだけで喜んでいたのですが。。
だんだん大規模な曲になるにつれ、すべての音を拾えない状況になってきます。
そうした場合に、どの音を弾くのか、和音構成として必須の音はどれか、並びを考慮して選ぶべき高さはどこか、主旋律や対旋律はどこなのか、などを考慮して取捨選択しないといけなくなります。
さらに進むと、たとえばこの部分はホルンだからホルンっぽい柔らかい音で、とか、楽器の特性も考慮が必要になってくるんだろうなぁ(まだそこまでできないけど)、と思います。
なるほど、これは音楽の勉強になるかも! とやっと理解してきました(遅い?)。
ヴァイオリンやらヴィオラやらやっている人には言わずもがなですが、ピアニストにとっても勉強になると思います。こういうふうに、音楽を切り取って、または音楽を俯瞰して考えたことはなかった気がします。
大事なことは、実際にピアノで弾いてみる点だと思いました。楽譜を読み込んで頭の中で組み立てて、といったことももちろん有効ですが、それを実際に演奏してみることと、弾ける音や省く音を実際問題として決めなければいけないといった状況を経験することは、すごく勉強になると思います。
スコアリーディングを始めてから、ピアノ曲の楽譜の見方も変わってきました。もしかしたら、ピアノの音も今後変わってくるかもしれません。
ピアノ 室内楽