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『かかあ天下』（かかあでんか）、または嬶天下は、
妻が家庭の実権を握っている家庭のこと。
『からっ風』と並んで、上州名物と言われている。
尚、上州は群馬県のこと。

家庭内の事は妻が全ての決定権を持ち、夫は妻に従わなければならない。
なお、本来は『夫が出掛けている間の家を
（からっ風などから）守る強い妻』や
『うちのかかあは（働き者で）天下一』の意味ではあるが、
一般的には上記の一例で使われることが殆どである。

日本では夫婦間での決まりごとは
各家庭の裁量に任せられていた事情もあり、
亭主関白と『かかあ天下』とを明確に区分することはできない。

従って、その割合を調べた結果などが存在する筈もなく、
日本では夫婦のどちらが権力を握っているか
ということを客観的に判断することはできない。

ただ、サラリーマン川柳などで
かかあ天下がネタにされることが多い為に、
日本国内では漠然と『かかあ天下』の夫婦が多いと考えられている。

その一方で、海外では、日本の夫婦は男性に権力が集中しており
男尊女卑であると見なされている。
この齟齬が生じた原因は明らかではない。

日本に於ける女性の就労者の割合の低さや、
昔の日本女性の評判、また専業主婦の多さなどから
類推されたと考える人もいる。
いずれにせよ明確な統計などはないらしい。

私の研鑽生活は今日も続きます。
今日も一つお利口さんになりましたとさ。
めでたし、めでたし！！！

裕美･ルミィヤンツェヴァ