二面の箏によるディフェレンシアス
『二面の箏によるディフェレンシアス』のdboookPRO版です。
http://etext-music.com/dbook/diferencias/
【操作方法】
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【曲の解説】
「二面の箏によるディフェレンシアス」は、二人の箏の演奏者のための変奏曲集です。第一曲は「平調子」、第二曲は「古今調子」に調弦した箏で演奏するようになっています。楽譜は五線譜になっていますが、演奏が容易なように各音符に箏譜で使われているような糸の番号を付けてみました。
各曲は、一段から六段までの六つの部分に分かれています。どれも32小節で構成されていてどの段も同じメロディー(音の高さの並び)になっているのですが、リズムパターン(音の長さの並び)が各々異なっています。別の言い方をすると、二段目から六段目は一段目の変奏になっています。パート(箏1、箏2)毎にどの段も同じメロディーなのに、各段のリズムパターンを変えることで合奏した場合に絶妙な音の組み合わせが生まれます。
一段から六段までの演奏のテンポは、第一曲が遅い→速い、第二曲が遅い→速い→遅いというようになっていますが、これにこだわる必要はありません。テンポを変えることで曲の雰囲気が全く変わってしまうかもしれません。
この曲集は、教育用オブジェクト指向プログラミング言語『ドリトル』で書かれたプログラムにより自動作曲されました。全ての曲は、ある特定の数により計算される乱数の種を元にして生成されています。日本の伝統音楽の調べを、革新のコンピューターテクノロジーが紡ぎ出します。
作成日:01/22 12:11 最終更新日:01/22 12:11
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