掲示板〜クラシック音楽の総合コミュニティサイト Muse〜

Museでクラシック音楽を通じて素敵な出会いを

Password


次回から自動的にログインする。

クラシック音楽界事情

プロフィール

チケットノルマ

関西では根強く残っているチケットノルマ制度。
出演者にノルマが課せられるという制度ですが、
なんとかなくすことはできないのでしょうか?!
これでは、チケットを売れない無名の若手は
なかなか育たないような気がします。
関西以外の情報なども教えてください!


作成日:01/17 14:58 最終更新日:05/05 11:33

37件のコメント

全て表示   1  2   次のコメント ›  最新 »

ミヤビ

中部は愛知県のオーケストラの人間です。

愛知にもチケットノルマは存在します。勿論アマチュアに限ったことですが・・・。
まさか関西ではプロにも?まさか・・・。


2006年01月19日 23時00分05秒

由紀

私は歌の人間なので、歌に限って言いますと
ノルマは存在します。
関西のオペラ団体の公演、演奏会でも
もちろんノルマ。シティオペラ系もノルマを持っていますね。

ノルマ分を支払えなくて、借金が山積み!なんて歌手はいっぱいいます。
それを工面するかのように、外回りの営業を借金している人にノーギャラさせて、回収しているというのが現状ではないでしょうか。

そう思うと、劇団四季のマネージメントって
すばらしいですよね。あれを学んでみたいものです。


2006年02月22日 12時04分01秒

ミヤビ

これはなかなか新しいお話を聞くことが出来ました。

自分の今まで見てきた若い歌手の方々も、自分たちの知らないところでそのような苦労をしていたのかもしれません。

やはりこれはソリスト的な歌手と、自分のような一山いくら、な楽団員、との役割の違いでしょうね。


2006年01月25日 17時24分01秒

由紀

なるほど…楽団員といえば…、合唱の仕事をしたときは確かにギャラが出ました。
ソリストとしての壁のようなものですかね。

そういえば、ピアノの方で、海外オケとの共演で
チケットノルマが何百万!とか言ってはりましたよ・・・。

こういう苦労をせずに、若手が育ついい方法は
ないものでしょうかね。
しないでいい苦労をしている気がします。


2006年01月26日 14時17分33秒

ジャック

厳しい世の中です!
タレントでないと有名じゃない、有名じゃないとチケットが売れない。才能のある若手のコンサートを開いても誰も聴きに来ない。ノルマを設定しなかった主催者が赤字を抱える。そしてコンサートを開催できなくなる。するとタレント音楽家のコンサートが残る。という繰り返しですね。
やはり地道な口コミ、個人的な開拓が一番ということになり、それを明確にした形がチケットノルマということになるんでしょうね。悩んでいるより、また世の中が変わるのを待つより、自分のチケットを買ってくれる人を真剣に開拓する方が早いかも知れません。私の知り合いは10枚売ってくれる友達を多数持つということを実現し、10年間ほとんど完売の公演活動を続けています。


2006年02月14日 09時25分53秒

photographer_naoko

 ノルマが良いことかどうかは何とも言えませんが、自分を買ってもらう努力ができない人は、中々上には上がれないと思います。
 興行的な成功の裏には、血のにじむような努力があることを間近で拝見して来ました。
 一方、努力が出来ない方が、その分をお金で解決しているのも見て来ました。
 どちらを選ぶかはその方次第ですが、プロフェッショナルであることの責任は大きいです。
 私も自分の責任をしっかりと果たしたいと思っています。
 私のお仕事は、ただ写真を撮るだけではありません。
 チケットの売り上げに貢献することだと思っています。
 そのために音楽の写真を撮っています。
 


2006年02月16日 19時34分51秒

由紀

今回、MUSEを立ち上げたひとつの理由に一人一人の出演者へのチケット販売の負担を軽減したいという思いがありました。極論めいた発言でチケット販売への反対派のように思われた方には申し訳ありません。

ジャックさん・naokoさんの仰っておられる「努力」(※自分を買ってもらう)をしておられる方はたくさんいらっしゃると思います。もちろん、その努力はとても大切なことです。
その努力をしている方の効率化を考えたとき、更なる世界を広げるチャンスを秘めているインターネットを生かしていければ…と思いました。

インターネットの便利さを、音楽業界の発展になにか強く結びつけることが出来ないのか、と考えた事が発端にはなるのですが、音楽家と音楽が好きな人にたくさん登録して頂き、音楽家の方々とファンの方々をダイレクトに結びつけることができる環境を構築したいと考えております。

このコミュでは、チケット販売のルールをなくすということ=やる気のある人がMUSEを使ってどのようにすれば、チケット販売への作業を軽減できるかということについて、皆さんにお聞きできればと思います。


2006年02月22日 12時23分01秒

ジャック

なるほど
だとすれば、リスナー、クラシックビギナーが楽しめるサイト設計は不可欠ですね。ジャンル別けの方法も、興味や有名人、楽しむライフスタイルなど考えて作った方が良いでしょう。
楽しみにしてMuse覗いて見たけど7-8割りは去っていくのが実情のような気がします。それが判っているのでもう少し改善されたら知り合いに広めようと思っているのですが、そのときは来ないのだろうか?..と...


2006年02月28日 22時26分10秒

由紀

ありがとうとざいます。ジャックさんのような方が、MUSEをご利用頂いていることに感謝します。『リスナー・クラッシックビギナーが楽しめるサイト設計』について、皆で話合える環境を是非つくっていきたいと思います。たくさんの方々と共に、MUSEを盛り上げていき、クラッシック会の発展に少しでも寄与できたら嬉しく思います。たくさんの友人を自信をもって、誘っていただけるMUSEに近づけていきたいと思います。ご協力宜しくお願い致します!


2006年02月28日 23時08分19秒

Shigeru Kan-no

今偶然見たものです。

日本の独特なチケットのノルマ制度は僕も反対します、と言うかそれがいやで日本を出ちゃったようなものですから。

東京にも今でもほとんどあるようです。みんな持ちつ持たれつの関係でコレが経済界となると「談合」などの習慣となるのでしょう。だからチケット・ノルマ制は小さな談合?

まず売れるような音楽家である事。それには実力、そして「話題性」でしょうか?どこで話題を作るか?後者は特に大変でしょうね。と言う事で僕は自分ではコンサートは作りません。すべて頼まれた物だけを処理しています。人のできないような音楽をやる、これが第一のモットーです。


2006年04月26日 23時32分08秒

ゆっち

由紀さんへ
同じ「由紀」(字も同じ!!)で、なんだか嬉しい気持ちになってしまうのは私だけです・・・。
さてさて、私は地方なので、地方のコンサートチケットノルマについてです。
やはりチケットノルマはありますね。地方は余計でしょうね・・・。
私もこの「ノルマ」がイヤで今年のオペラ出演は諦めようと思っていたほどでした。
しかし、「売れる人」=「出演できる人」になっていた昔に比べると改善されてきたようです。
つまり昔は学校の先生方が出ていたオペラも、いまは会社員でも音楽大学を出ていて、稽古さえ積めば出ることは可能なんです。
というより、「音楽のプロ」といえる仕事の需要はあまりありません。

しかし、クラシック音楽は素晴らしいと言う一般の人は多いものです。
また、クラシックを知らない人にたいしても、私たち音楽家がその魅力を伝えないといけない・・・ということを私は役割のように思っています。
営業活動として私は、あくまでプレイヤー(プロとは言えませんけどね)として
事前コンサートを必ず行っています。
本公演のチケットが売れるように、その見どころを分かりやすく噛み砕いて、MCを交えながらのミニコンサートをしています。
事前の「予習」をして、当日会場に来て頂く時には内容が分かっていれば、きっと楽しみに来てくれるはずですよね!
日本語上演のオペラでもその内容って分かりづらいですから・・・。いつの時代の口語訳なんだろ・・・?っていうコトバが出てきますものね。

公演当日、その演目の疑問があまり出てこないようにすることが、地元のオペラ愛好家を少しでも拡げ、公演へのプレイヤーの意気込みを感じさせることがファンを一人でも獲得することに繋がるのではないでしょうか?そして、あーだこーだと批評できる人が沢山出てきたらそれはそれでいいことなんだと思うのです。

そして!!その先に、
ジャックさんがおっしゃったように、10枚チケットを売ってくれる友人を10人持つ!!というように、
私たちの活動を後押ししてくれる人が1日(というか1年?)でも早く見つかればいいなと思います。
若手とは、出会いからの構築ですね。


2006年07月28日 01時00分12秒

Shigeru Kan-no

一番良いのは練習場や会場などの公共施設などの無料貸与でしょうね。これが一番お金がかかります。ドイツでは更に教会が協力してくれてポスターなどの宣伝をしてくれます。立派なプログラムは費用がかさむので簡単にしているようです。銀行なども講堂を持っていて寄付と言う形で科してくれる事もあり、録音も自らしてくれます。と言う事で僕はまだ一枚もチケットを持たせられた事はないです。日本もいつかこういう自然にコンサートができる日が来る事を期待しています。


2006年07月29日 06時06分16秒

ノルマが存在するのは私も反対ですが、私は「たくさんの方にいろいろな曲を聴いてもらいたい為に行う(お金は払ってもらうけど・・・)」というなんとも自分勝手な考えで配ったことはあります。強制はしませんでしたが、結構聞いてくれました。人数にもよりますが、大変ですよね。


2006年08月27日 12時27分07秒

プロのかたでもチケットノルマがあるのですか
聴く方の立場からすると知りませんでしたが
話題性のある演奏者に足は、向いてしまいます。

私などは、雑誌とCDで気に入った方の演奏会に
行ってみたいと思って買うのですがね。

でも、売り切れて買えないコンサートがあるのも
実情です。

やはり全てにおいて実力なのでしょうか


2006年08月27日 12時46分31秒

僕はアマの世界しか知りませんが、Kan-no さんがお書きになっているドイツの事情は、アマでも同じでした。ドイツの二三のアマオケでしばらく弾いていたことがありますが、チケットノルマも、日本のアマオケなら当たり前の「団費」もありませんでした。財政がどうなっていたのか、正確なところは知らずに過ごしてしまいましたが、やはり教会や行政のサポートがあったのだろうと思います。まあ、クラシックは彼らにとっては自分たちの文化のセールスポイントそのものですから、日本で同じことを期待するのはかなり難しいだろうとも思います。

音楽と聴き手を結ぶという意味では、ドイツの各都市の地元紙とその批評の存在というのも大きいと思います。これも日本には欠けている。でもこれはまた別の話題ですね。


2006年09月12日 22時08分15秒

Shigeru Kan-no

僕もドイツのアマオケにいた事があります。教会等は普通無料で貸してくれてポスターなんかも簡単ですが作ってくれますね。後は礼拝の後などにお知らせとして宣伝もしてくれます。練習場は酒場などが飲み物が売れるので無料で提供してくれるようです。ピアノ等もありますしね。教会は今は光熱費払えば貸してくれます。団費は少ないですがあるようです。指揮者経の軽い謝礼とトラの皆さんへの謝礼です。譜面は地元の放送オケ野を使ってました。どうしてこんな下手名アマオケに貸すのか解りませんが、Stuttgartコンサートのチケットのノルマは見た事がありません。ポスター貼って宣伝しただけで7割ぐらいは埋まってました。


2006年09月12日 23時22分44秒

酒場を使うというのは知りませんでした。ドイツのアマオケは、大学オケのほかは、ここ
http://www.tkyabe.com/blog/archives/2005/03/post_1...
に書いたやつが僕の経験なのですが、団費は払った記憶がないんですよ。いずれにせよ、チケットノルマも団費も、日本の外に出たら決して当たり前ではないんだという認識は重要だと思います。

話は変わりますが、
> インターネットの便利さを、音楽業界の発展になにか強く結びつけることが出来ないのか
という由紀さんの発想、そしてそこから Muse が生まれていることは大切だと思います。要は、Amazon 的なロングテール・ビジネスモデルをクラシック音楽に活かすには、ということになるのかとも思いますが、それだとデジタル化してネットで流すしかないのかもしれません。コンサート会場に足を運んでもらうことを第一に考えるなら、地域のコミュニケーションの問題になってしまう。前者はいまのところたとえば iTunes Music Store ですし、後者に関しては、前に書いた「地元紙」みたいなものが肝になってきます。


2006年09月13日 00時11分20秒

ファントム

こんにちは。
私は音楽家ではなく、いつも楽しませていただいてる側の人間です。

ここで皆様方のお話を拝読させていただきながら、いくつか思うことがあるので、正直につづっていきますね。

実は、私はこれまで、コンサートには全くと言っていいほど行ったことがありません。(石を投げられそうですが)

行きたくないわけではないんです。

チケット代は正直高いけどお金を貯めれば買えないものではないし、会場まで遠くても時間を作れない身でもありません。ただ、物理的距離の限界はありますが。

プログラムにがっかりさせられることが多かったんです。私は演奏家よりも曲目を見る人間なので。
もちろん、あくまでもこれは、私の好みが偏りすぎているだけの話ではあるんですが。

だから、自然に会場へ足を運ばなくなり、CD屋に直行しちゃってました。今までは。
CDだと、自分でその時々でプログラムをつくれるから。勝手なもんです。我ながら思います。

でも、ここで皆様のお話を拝読させていただいて、自分の認識を改めようと思っているところです。

クラシックの聞き手側も変わんなきゃならないのかも。

演奏家の皆様がチケットノルマから解放されれば、音楽に完全に集中できて、もっといい演奏を聴かせてもらえるんだろうに!

てなわけで、私は自分の町のコンサートに足を運ぶようにします(^^) まずは行動からだ。


2006年12月17日 15時13分47秒

Shigeru Kan-no

日本人のプロの多くのプログラムは需要のみを考えて作るのが多いです。だからちょっとクラシックに凝ってくると物凄く幼稚で物足りなく思います。公的な補助が少なすぎるからです。

それ以外の自腹のコンサートは単なるレパートリー開発の発表会です。誰でも経験してみたい曲を同じようにやるのでどこでも同じプログラムになってしまうのですね。多くはここにチケットのノルマがあります。無論、売れないからです。こういったコンサートは欧米のように音楽大学等が無料で面倒を見るべきなのです。大学のホールでやれば良いので従って入場料も無料。日本の音大のほとんどが私立で企業化しているのでこういったとても不自然な演奏会になるのですね。きわめて歪んだ社会です。


2006年12月17日 17時33分19秒

クラシックだけでなく、日本社会全体が・・・最近特に目先の実利にばかり行ってるような・・・企業に勤めていてさえ、そう思います。例えば、人を育てる仕組みがなくて、先に結果ばかり求める、とか・・・。

それはさておき、・・・もっとチケットが流通しやすい仕組みがあれば、買いたい人と買って欲しい人マッチする気はしますが。(Museのような場でもっと活性化できないか・・・何か良い仕組みでも?)


2006年12月17日 19時59分33秒

クララ

私はオペラの練習ピアニストを務めているものです。歌い手の、「どこそこはノルマいくら」というお話に驚くことが多いです。また、実力よりもノルマ分売れるかどうかを重視しているという噂も耳にしたことがあり、
これでは聴衆の満足など得られないと思います。
shigeruさんの意見と同じくやはり公的機関の練習場所無料貸与があれば多少ノルマ額は減るのではないでしょうか?
小学校など夜間は開いているわけですし、もっと一般に安く開放してほしい、と思います。
日本は良い箱は沢山できましたが、ヨーロッパのように
歌劇場が沢山育たないのは何故なんでしょうか?
そうすれば、千人単位で芸術家の雇用が創出され、経済効果も大きいとおもいます。


2007年03月14日 16時32分54秒

Shigeru Kan-no

Claraさんですね。うちの娘と同じ名前ですね。ドイツは夜の小学校や中学校を借りてやるのが多いです。光熱費などは払う必要はないようですが、泥棒などの大作はきちんと責任を持って借りているようです。

広告費は手作りのポスターとインターネットだけです。雑誌にはしませんね。更に大学オケの指揮者などは名誉職で事実上のギャラはありません。普通のアマはありますが日本と比べると一桁安いようです。いずれにせよ徹底的な節約です。ソリストは音大生を使い、実習の一つとして教授がやらせるのでノー・ギャラです。楽譜でないものは例えばそこの地元の放送交響楽団が気前良く貸してくれます。例えば僕はStuttgartであそこの放送響楽譜でMendelssohnの4番やライネッケのフルート協奏曲を運送した事があります。

歌劇場の最大の問題はお金がかかりすぎる事です。まあ、じゃないとオペラじゃないですね。オペラはアメリカのような強力なスポンサーがいないと絶対無理です。じゃなくてもドイツのように公演だけでも70%以上の公的な補助がないとまず不可能です。


2007年03月14日 23時29分45秒

Shin3

チケットノルマのせいで、出演者と知り合いじゃない人が逆に行きにくい雰囲気ができてしまうというデメリットもあると思うんですよね。
演奏会チケットの定期購読みたいなしくみがあるといいなぁと以前から思っているんですけど、どうでしょう? アイデアとしては、最初に1年分として3万円ぐらい払っておくと指定の演奏会場のチケットとパンフレットが毎月送られてくる、みたいな。3万円÷12が1回分じゃ安すぎ?


2007年03月21日 22時55分20秒

Shigeru Kan-no

まず普通の日本人が行きやすいように余裕と需要を作っておくべきでしょう。Abonnomentにすると他のコンサートにも行きたい場合があるのであまり成功しないように思えます。最大の問題は日本の一般の人にとってはクラシックは理解できないのでわかりにくいものです。何でそんなものにお金を使うのかわからない人がまだまだ多いでしょう。教育・クラシックにいて喋れる人の養成など課題はたくさんあります。


2007年03月21日 23時22分10秒

ポップスの人はまずCDだしてからコンサートツアーなりに行きます。そのコンサート前のCDに相当するのがクラシックではコンクールとか成績とか、なんとか門下とかなんとか留学かと思います。そこがまずいんじゃないでしょうか。

だからといってCDデビューは大変だと思うので、それこそ自分でネット配信なりするのがいいと思えます。ここにはありがたいことにポッドキャストやファンクラブを作っていただいた様子です。やる気のある人やお金のない人(トホホ)は、こういった良心的なサービスの活用がひとつの活路ではないでしょうか。どれだけ反響があるかは未知数ではあります、でもやらないよりはずっといいと思います。


2007年05月04日 02時29分58秒

Shigeru Kan-no

CDは現在では個人で気軽に作れますね。売るのが大変ですが、ネット販売だと費用はほとんどかからないですね。まもなくMP3CDの時代でしょうか?一枚に13時間20分の録音時間は魅力的ですね。


2007年05月04日 17時26分13秒

sono

チケットノルマ・・・。
ハィ うちも やはりありますねぇ

演奏会主催者側も若手にノルマを少しでも
少なくするようにプログラムの後ろに
広告枠(一口いくらか・・)をいただいたり
県に助成金の申請をしたりしています。

やはり 広告もこの頃は どの団体にも出す企業などはなくなってきていますので 広告とるのも大変です

やはり 実績が伴わないと難しいんでしょうかね・・。


2007年05月13日 00時04分09秒

Shigeru Kan-no

もういろいろ書きましたが結論としては、社会構造を変えないと無理です。

まず教育:普通の人は理解できないからクラシックは聞かないのであるから、理解できるような文科省の教育方針が望まれるでしょう。

スポンサーは日本のトップの音楽家でないと付きません。まして現代音楽は不可能です。それが芸術という物です。初めから考えない方が良いでしょう。

更にクラシックのコンサートをやりやすい体制ですよね。これも社会変革と関係があります。教会のような無料で借りれるホールを増やす。ビラやプログラムに無駄な出費をかけない。ところが日本は何でも金・金・金ですね。また地方新聞批評のあり方やそのコンサートのラジオ・TV放送ですね。。こういうものが実際必ずなくてはいけない。また楽譜の為の音楽図書館。ドイツではSchumann時代にもう公共音楽図書館があって10000冊ぐらいの楽譜を誰でも貸し出していたそうです。ただのダンプのおっちゃんのアニマル人ななくてそう言うことを考える事のできる政治家が必要ですね。こういうものは芸術である限り皆繋がっています。またアマオケ・ブラス・合唱といえども無数の財団があり、毎月少しではあるが公的な補助があるという事。クラシック音楽はポップス・コンサートのようには行かないのですよ。そこが間違い。スポンサーが付くと考えた時点でもう音楽以前ですね。


2007年05月13日 05時02分52秒

父さん羊

インターネットのおかげで、父さんのように、アーティストとは無縁の者でもアーティストからチケットを購入できるようになりました。
そもそも、演奏会の情報すら入手できなかったですから。
1、情報の入手
2、チケットの購入
3、演奏家との交流
4、日記での演奏会の状況の書き込み

いまでは、重なって行けない演奏会がいっぱいです。
嬉しい悲鳴も多々。

年会費1万円を納めると、年間で20回程度の定期・臨時演奏会に招待してくれる団体もあります。
(関西室内楽協会)
全部言ったら¥500/回。
むりですけど(笑)

関西では無料コンサートには行くけど、有料コンサートには行かない、隠れクラシックファンは多いです。
まず、無料コンサートで顔を売り、交流を図り、有料にも来て貰うということも必要かと。
大阪のおばちゃん、たのまれたら断らん方おおいですから。
基本的に、身内感覚になると応援してくれますから。
父さんもおばちゃんなんで。


2007年05月13日 10時10分46秒

Shigeru Kan-no

もっとクラシックの聴衆を増やす傾向に持っていかないといけませんね。もっと身近に!アマのコンサートなんか普段着で良いんですよ。服装ではなく音を聞きに来ているんだから。

まず音楽の理解のためにここでもどこでもいいから誰でもいいので知らない曲をここでいつも解説してくれるといいですね。

コンサートは安い方がいいです。仮に良くないコンサートでも安かったら損は少ないし。

年間20回のAbonnomentはさすがに買いにくいですね。少なくとも10回ぐらいに分けると行きやすいでしょう。


2007年05月13日 19時11分12秒

私はプロまで、ノルマがあるとは知りませんでした。色々な方の意見を聴くと、日本ってコンサートを未だに興業みたいに捉えてる感じですね。古いですね〜 古い体質を垣間見る感じです。
由紀さんの言うように、「本人の努力の効率化」でインターネットの可能性良いと思います。
ただ、kan-noさんが言われる
>日本の一般の人にとってはクラシックは理解できないのでわかりにくいものです。
が気になります。
日本人はクラシック音楽を楽しみに聴くと言うより教養として捉えている人々がいる訳ですよね。
確かに、私のように、音楽の授業で、ベートーヴェンの第九を聴いて突如熱烈な愛好家になった友人はいませんね。
まだ、まだ、クラシックは敷居が高いのでしょうか?


2007年05月13日 22時10分23秒

Shigeru Kan-no

プロにもノルマは日本では当然あります。作曲の場合はオケをやる場合グループを作りそのオケと指揮者を何百万かで買って費用を均等分割します。彼らは自分の弟子達に強制的に売るわけですが。2000人のホールでも数十人しか埋りません。残りは自己負担になるということです。約95%は自己負担でしょう。室内楽でも一回で何十万と負担しているようです。今のトップクラスの西村氏も尾高賞も前はしょっちゅうそうしていたようです。他
人も「深々会」とかそうでしょう。僕は売りつけられるよりも前に自主的に行きましたけど。

コンサートで興行として成り立つのはポピュラーのみです。だから音楽芸術というのですよ。

とにかくどこの国も同じような物ですがクラシック人口はとても少ないです。日本では1%未満とか?原因は普通の人は聞いても何やっているかわからないからです。

今でもクラシックの敷居を今でもわざと高くしている人はいますね。クラシックはこれほど凄い音楽なのでわからないわけではないですが、僕はどちらかと言うと低くする方に賛成です。燕尾じゃなくて普段着で、ホールじゃなくてどっかの家の大広間でいいのですよ。僕も小学時代ベートーヴェンの第九を聴いて突如熱烈な愛好家になったひとです。福島の一学年一クラスの超田舎学校でしたが音楽教育だけは普通にきちんとやってました。例えば少なくとも先生は皆ピアノを弾けて伴奏できましたね。他の教科で音楽が潰れる事もほとんどなかったです。僕は音楽の幼児教育は全く受けませんでしたが、普通の音楽の授業さえごくあたりまえにやっておけば愛好者は必ず確実に増えると思います。


2007年05月14日 01時10分29秒

発音研究

初めまして。

ここは活発に語られてますね。

ドイツとの比較が活発ですが、既にご指摘の通り、クラシック音楽で日本と比べても構造上無理です。
但し、元ドイツ国民として内幕を述べておきますと、恵まれてるのはアマチュアのほうです。プロは他国に比べて恵まれているとは思えません。丁度アメリカの大リーグ野球と似ているところがあります。トップは海外でも稼げるので手厚く報酬が出ます。ところがマイナー級はドイツでは稼げません。日本の多くの音楽家と同様にレッスンをして稼いでます。ドイツではプロにノルマというのと逆に、チケットを買い占めて動員したり、賄賂があったりして自分の地位を上げていくことがあります。たまに事件になります。ここ10年は知りませんが。

日本ではこういうことが少ないです。既に述べられたようにドイツでは公的な助成や育成が盛んですが、自立できるものは海外などで稼いで来いという姿勢です。だからドイツではプロは恵まれているとは言えないと思います。一番苦労しているのはオペラでしょうか。だからドイツではオペラの公的助成が多いのです。ここがイタリアと異なります。

イタリアには世界一のオペラ大国がバックに付いていますから。この事実は全く無視されているので別に書きます。

日本ではチケットノルマが悪しき慣習です。でも中味は違いますが、各国それぞれ問題を抱えているのです。アマトオペラなどもそういう問題からできたようなものです。

実名をだすとまずいかもしれないので、仮に○×会や紅白に出たAさん、B氏としますが、こういうグループや個人は自らの動員力で自分の環境を作り上げてます。また、Cさんのように他の業界の栄光による場合もあります。AさんB氏Cさんらが実力はどうなのかは判断を皆さんにまかせますが、ヨーロッパに共通する格言として、自らの環境を作る者が自らを手に入れることができる、が当てはまっているのでしょうか。

ただ黙っていてもしょうがありません。働きかけていってどうなるか、これに尽きると思います。


2007年06月05日 08時26分23秒

ぐんそう

突然で失礼します。
教会のお話があったので・・・。

私はアマチュアで、年に1回ぐらいは、教会やそういった系列の学校の礼拝堂をお借りして本番をしています。

その際、会場使用料というものはお支払いしていません。
ただ献金という形で、団全体で数万円をお渡ししています。
もちろん、ホールを使用するよりも格安です。
ただ、奏者の使い勝手やお客様の居心地良さは、ホールに敵いませんが・・・。

お借りする自分たちは何とか出来ます。
ですがお客様にとってはホールに慣れている分、設備が悪いと、どうも遠慮したくなるようです。
交通の便が悪い、などなど。

それに対抗する方法として、聴きに来たくなるような素晴らしい演奏をする、というのもあるとおもいます。
一方で、そういう場所でも積極的に演奏を行い、「クラシック音楽はホールで静粛に聴くもの」という概念を打ち破る必要があるような気がします。

服装のお話もありましたが、私は友人の乗る演奏会を聴きに行く際、上は空調対策でジャケットですが、下はジーパンです。
評論家らしき方の本の中では、どんな内容のコンサートも関係なく、ジーパンやTシャツなどを避けるように書いているのが多いですけど・・・。

ちょっと脱線気味で申し訳ありません。


2007年06月05日 23時09分32秒

Shigeru Kan-no

なかなか面白くなりました。ドイツのオケは重労働ですが一応公務員という形なのでアメリカのようにミスっても解雇はされません。公的補助は演奏会の実費の約70%ぐらいです。アマは公的補助がほんの少しだけあります。でも大学オケなどは指揮者のギャラはほとんど0です。僕もコブレンツの青少年オケから誘いがあるのですが0のギャラに加えて0の交通費は痛いのでOKを躊躇しております。昔僕が演奏していたStuttgartのアマオケも指揮者のギャラが月350/2万円ちょっとか?マルクでしたね。それはほとんど文化局の補助です。練習場:職業学校を夜使っていたのですが、建物使用料などはただのようでした。本番は音大の新ホールを使っていたので、安めの入場料で賃借料が出たようです。何もしなくとも半分は客席が埋まりましたので。

日本のチケットノルマの風習は政財官民のもちつもたれつの関係をそのまま音楽会に反映させた形です。需要もないのに無理矢理やって成功したことにするのですから企業の粉飾決算と同じですね。アマオケなどはどうしても技術的にプロにかなわないのだからプロには真似のできないプロ編成をやれば注目されると思います。要するにそれで食っているわけではないので客はそんなに入らなくてよいわけです。「運命」・「悲壮」・「新世界」だったら僕は見向きもしないですね。アイヴスの第一交響曲やブルックナーの一番だったら是非行って批評を書くかという気になります。ホールはどこでも充分スペースがあるとこで良いですね。2000人も入る大ホールを借りて100人しか来なかったらどうするのでしょう?そういう場合は最初から100に入る教会堂でも良い訳です。僕もあまり豪華な服装には反対派です。僕は初日でないオペラや現代音楽のコンサートはサンダル履きで行きます。今度の金曜日のケルンフィルいハーモニーもそうします。最近とても暑いからです。もちろんこちらの放送オケでも現代物で余り人が来ない音楽会は体育館や教会の中でやります。それを録音してFMで放送します。CDも作ります。その方が遥かに安いからです。


2007年06月06日 05時42分49秒

Shigeru Kan-no

演奏家の場合はコンクールはやむをえないですね。何とか門かは日本の上位のほうではほとんど無視されています。留学はしないよりした方がそれだけ知識が身につくわけだからした方がいいです。でもそれだからといって威張る必要はないですね。みんなやっているし。

オペラの事ですが当たり前だけどどこでも膨大なお金がかかります。それに加えて外国のものなので原語上演が当たり前なのでその言葉の習得一つとっても日本人には至難のわざです。それが日本で盛んになり難い理由の一つなのでしょう。でもオペラはどこでも昔から音楽の中心です。オペラハウスがあるとオケも歌手もピアニストも楽譜も会場もあるわけだからオペラだけではなく音楽関係は何でもできちゃうわけですね。

予断ですが、今度の青少年オケも予算的にさらい厳しいようです。ここのアマとはこういうものです。
またキャンセルするかも?

Sehr geehrter Herr Kanno Shigeru,

wie es bei einem Orchester wie der Jungen Philharmonie Neuwied ist, müssen sich zunächst einmal eineReihe von Leuten Gedanken über die weiteren Möglichkeiten und den Ablauf machen. Bitte sehen Sie mir
daher die doch etwas späte Beantwortung Ihres Bewerbungsschreibens nach.

Die Resonanz unserer Anzeige in der NMZ war erfreulich groß, allerdings hatten wir nicht damitgerechnet, dass sich auch Bewerber aus weiterer Entfernung vorstellen würden. Dies bringt naturgemäß sofort die Überlegung mit sich, ob denn überhaupt eine derartige Situation finanziell verkraftbarist. Ausgehend von der Voraussetzung, dass wir üblicherweise - während der Schulzeit - an jedem Samstag Probe haben, erscheint in bestimmten Fällen, und dazu gehören Sie nun auch einmal, dieVergütung der anfallenden Fahrtkosten (neben einem etwa auch denkbaren Honorar) für das Orchester
nicht tragbar.

Aus diesem Grunde bedauern wir, in Ihrem Falle doch absagen zu müssen und bedanken uns für IhrInteresse.

Mit freundlichen Grüßen

Sybille Schorn


2007年06月06日 18時53分28秒

Shigeru Kan-no

クラシックはどっち道売れません。需要のないところにアマチュアなどが無理やりコンサート開くのですから無理に売らないと採算が取れませんね。CDは売れません。すぐに廃盤です。それはポップスの100分の1以下です。それでも現代音楽の100倍以上の売れ行きです。

従がって1枚でも多く売る為にコンクールとか成績とか、なんとか門下書くのですね。まあー、それでも売れませんがないよりは何かの話のネタになるでしょう。

CDはもう自分で気軽に作れる時代。それから売るまでが大変。どうやって店頭に置いてもらうのか?どうやってNHK・FMで放送してもらうのか?どうやってレコード芸術などで批評して貰って特選盤になるのか。

カラヤンだってまずCD出してからコンサートしたから売り上げがクラシック界で世界一だったのですね。完全にポップスの手法です。普通の音楽家はそこまで余裕がないですね。


2011年05月05日 00時12分27秒

全て表示   1  2   次のコメント ›  最新 »

登録して素敵な出会いを見つけよう!

Museカテゴリー

フリーワード検索

新規ブログ(日記)

ピアニス
トのフジ
コ・ヘミ
ング・・・

https://fuzjko・・・(小原 なお美さん)


この数年
で…

コロナになってから、オペラや・・・(Mariaさん)


ストラヴ
ィンスキ
ー:《春
の祭・・・

クリーヴランド管弦楽団指揮:・・・(星のジュウザさん)


新規会員

みかんさ

こんにちは。周りにクラシック・・・


平行五度
好きさん

合唱経験:高校から足掛け10・・・


みささん
音大卒(声楽専攻)です。現在・・・


公開マイスペース

足跡長
こんにちは。周りにクラシック・・・(みかんさん)


Kansai B
aroque

先日参加していましたKANS・・・(Chorus!!コーラス!!がっしょうさん)


シャルル
さんのお
墓参り

 令和5年2月20日にシャル・・・(歌の翼さん)