夜半三星さん
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2009年8月9日
お茶の水OBオーケストラ
第27回演奏会
とても繊細な音色に配慮されたディーリアスの小管弦楽のための2つの作品(第1曲:春初めてのカッコウを聞いて、第2曲:川の上の夏の夜)。金打楽器が含まれていなくても、古典派とは多分に異なった感じのイージーリスニングやライトクラシックな前プログラムだった。
演奏時間約6分という前プロよりも短いのは聴いてみて納得できた。現代曲なんだろうか、いかにも。オネゲルのパシフィック231 交響的断章第1番。
曲の構成はまるでボレロの如く終わりに向かって高揚していく。そのエネルギーの配分も十分に考慮された素晴らしい演奏だった。特にスネアのムラのない長い強打音、金管のうねり音、コントラファゴットのビリビリした振動音が印象的だった。機関車の車輪の情景なのだと。ど迫力!これはとてもや前プロには置けない。
メインは、ドヴォルザークの第8交響曲。
いまひとつ、弦と管のかみ合わせが入り乱れたところや音の薄い部分も見受けられたが、最後までエネルギーを消失させることなく運びきった感じが素晴らしかった。
第4楽章の最後は特に指揮者のパフォーマンスからもそれが感じ取れた。
アンコールは、ドヴォルザークのスラブ舞曲から第1集第1番。
全体をとおして選曲が実によく練られたものだと思った。数少ない夏のクラシックの演奏会。そんな中、観客を飽きさせない、短いけれども珍しい曲と季節感を考慮したプログラムを披露されたこと、観客を意識した営みなのだと思われた。
次回は翌年2月28日(日)ブルックナーの第4だとか。ホルンのうねりといいうなり音が楽しみだとか。
クラリネット 作曲家 吹奏楽∩管弦楽器 器楽曲 交響曲