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ショパン ノクターン第2番 Op.9-2を各種古典音律で
https://www.youtube.com/watch?v=h4ByoT8d9rA

ショパンのワルツやノクターンは、キルンベルガー第1で演奏可能な物があることが特徴ですが、この曲はラモーも良い感じです。
キルンベルガーとラモーの両方に対応できる場合でも、どちらかというとラモー向きだったり、キルンベルガー向きだったりという軸足の違いが曲によってあるように感じます。
 
ボケっと聴いていると、違いなんてまったく解らないかもしれません。その程度の差ですが、なぜそこにこだわるかというと、何も音が無い状態から音を紡ぎだして作曲して行く、という過程では、微妙な響きの差がイメージの差となり、作曲家の想像力に影響を与えると思うからです。
 
モーツァルトとベートーベンは、生きた時代が近いにもかかわらず、まったく作風が事なります。これは「個性」や「時代の変遷(フランス革命)」というだけで片づけられる問題では無く、おそらく使用した調律法が全く違ったと考えられます。
ベートーベンの曲を、ラモーの中全音律などで演奏すると、酷いことになります。モーツァルトならば、むしろしっくりきます。ちょっとした音律の差が、最終的にはこれほど大きな作風の差となる場合もあるのです。私が音律について掘り下げる理由は、まさにここにあります。音が綺麗に響けば良いというだけの話では無いのです。

 古楽 ピアノ


日付:2018年12月30日

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