Shin3さんのブログ(日記)〜クラシック音楽の総合コミュニティサイト Muse〜

Museでクラシック音楽を通じて素敵な出会いを

Password


次回から自動的にログインする。

« 201901月 »

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

13

14

15

16

17

18

19

20

21

22

23

24

25

26

27

28

29

30

31

月別ブログ(日記)一覧

モーツァルトとラモーの共通点

前の日記(ブログ)                         次の日記(ブログ)

モーツァルトのピアノ曲に、ラモーの中全音律がよく合う件に関して、偶然なのか、それとも何らかの因果関係が有るのか、図書館で関係しそうな本を拾い読みした。
 
わかったこと:
・モーツァルト一族は、カトリックで、イエズス会系の教会に通っていた。
・ラモーもカトリックで、イエズス会系。

 
つまり宗教の宗派が一緒だった。活躍した場所は違うが、宗教の宗派が一緒だったならば、同じような宗教音楽に接していたはずだし、オルガンの調律も似たようなものだった可能性が高い。
 
・レ―オポルト・モーツァルトは、製本業を家業とする家に生まれ、その家業を継がずに、実家と絶縁までして音楽家になった。当時の時代背景を考えれば、そうとうにロックな野郎だ。アマデウスは、この親にしてこの子有り、だったわけだ。
 
・音楽について英才教育を受けた訳でも無いレ―オポルトが、音楽家としてそれなりの役職について給料をもらえる立場になれたのは、大変な努力家・勉強家だったことをうかがわせる。
 
・ラモーは1683年生まれ。レ―オポルトは1719年生まれ。36歳差。レ―オポルトがラモーの音楽理論を勉強し、モーツァルトにも教えた可能性は十分ある。当時は音楽理論について書かれた本などというものは、ごく限られていたのだから。

Wikipediaによると:
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%A8%E...
 
・イエズス会はカトリックだが、宗教改革の時期に設立された修道会だというのはポイントの1つ。
 
・「イエズス会員の精力的な活動によって南ドイツとポーランドのプロテスタンティズムは衰退し、カトリックが再び復興した。」ショパンはカトリックだったといわれるから、イエズス会と何か関係があったかもしれない。が、ざっとググった感じでは、ショパンが洗礼を受けた教会は非常に歴史が古く、色々と歴史に翻弄された経緯が有るようで、話は単純ではなさそうだった。
 
・ショパンが埋葬された墓地は、もともとイエズス会系の管理する墓地だった。
 
・「心臓をポーランドに送る」という行為も、当然宗教的な意味合いがあったはず。としてみると、ここにもイエズス会との関係が見て取れる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%81%96%E5%BF%83

・ショパンを追悼するイベントでモーツァルトが演奏されるのも、両者が同じイエズス会系だからということもあるのかもしれない。

 古楽 チェンバロ


日付:2019年01月22日

トラックバック

このブログのトラックバック Ping-URL :
http://www.c-music.jp/tbblog.php?id=16228


登録して素敵な出会いを見つけよう!

Museカテゴリー

フリーワード検索

新規ブログ(日記)

懐かしの
トイピア
ノは子供
にと・・・

一柳慧のCDを借りるために、・・・(小原 なお美さん)


作曲家の
一柳慧さ
ん死去

https://www3.n・・・(小原 なお美さん)


過去記事
の目次(
自分のた
めの・・・

2023年11月12日ダイエ・・・(小原 なお美さん)


新規会員

みかんさ

こんにちは。周りにクラシック・・・


平行五度
好きさん

合唱経験:高校から足掛け10・・・


みささん
音大卒(声楽専攻)です。現在・・・


公開マイスペース

足跡長
こんにちは。周りにクラシック・・・(みかんさん)


Kansai B
aroque

先日参加していましたKANS・・・(Chorus!!コーラス!!がっしょうさん)


シャルル
さんのお
墓参り

 令和5年2月20日にシャル・・・(歌の翼さん)