ユリバードさんのブログ(日記)〜クラシック音楽の総合コミュニティサイト Muse〜

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オルフ

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日本でTVのCMに度々に登場する「カルミナ・ブラーナ」。なぜ、この作品がこうもCMに採用されるのかな、という思いを持ちます。
作曲の師に聴いてみるように勧められてこの曲に初めて出会った時、何とも筆舌に尽くしがたい「血湧き肉踊る」という感じがドーンと迫ってきて、圧倒された記憶があります。この曲には万人に対してそういう力を持っているのかな、と思うに至っています。
明快な和構造と、本能を呼び覚ますような独特の律動は、オルフが生きた時代の他の作曲家と比べてみた時、ある意味斬新であったように思います。
ストラビンスキーに、類似したセンスを汲み取れるとおっしゃる方もあるけれど、オルフの醸すあの「生々しい生命感」は本当に独特だと思います。
それでいて、時に後光がさすような神々しい音の集まりが聞こえてくる部分が現れたり、とても意外性のある、面白い作品を生み出す人だなって思います。
彼の音楽教育システム(独自に楽器を作る、などというのも、類をみない試みだし!)も、まだ深くは勉強したことがないけれど、そのうち、是非じっくり調べてみたいな、と思っています!

 作曲家 声楽 ピアノ 金管楽器 ホルン


日付:2006年06月21日

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このブログ(日記)へのコメント

Shigeru Kan-no

カール・オルフの「カルミナ」は東京で指揮で習い。こちらではどういうわけかハイデルベルク大学オケで打楽器を叩いてスペインに演奏旅行に行った事があります。ラテン語なのでヨーロッパ中に人に共通に簡単に歌えるのですね。あそこでポルトガル人やイタリア人などとラテン語を通じていろいろ交流しました。

オルフの作品は無調でないし繰り返しが多いので、子どものための現代音楽のいざないに使われています。あの悪どい芸大和声から自由になるための解毒剤です。打楽器が多いので子供に実際に叩かせて体で覚えさせます。楽器を作る行為は本当は人間として全く自然な営みですね。シュトットガルトの人智学の連中は良く劇場の隣で楽器作りに励んでいます。まあかなり原始的なものですが、その行為事体が個々の無限の芸術の想像力を生み出すのですね。実際にそれができない日本の音楽生活や教育はいかに非人間的かがわかります。

もう一つの子供のための現代音楽のいざないにバルトークの「ミクロコスモス」全六巻がありますね。ピアノの教則本は特にバイエルでなくても良いのです。

2006年06月21日 16時52分39秒

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