ユリバードさんのブログ(日記)〜クラシック音楽の総合コミュニティサイト Muse〜

Museでクラシック音楽を通じて素敵な出会いを

Password


次回から自動的にログインする。

« 200606月 »

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

13

14

15

16

17

18

19

20

21

22

23

24

25

26

27

28

29

30

月別ブログ(日記)一覧

松本民之助の

前の日記(ブログ)                         次の日記(ブログ)

今日、旧東京音楽学校奏楽堂にて東京室内歌劇場の「器楽会員+歌の夕べ2」という演奏会があり、友人のソプラノ歌手が出演するということで聴いてきました。ドビュッシーやブラームス、ファリャの歌曲と共に、山田耕筰、青島広志、松本民之助、田中均、諸氏の邦人作曲家の歌曲も披露されました。
特に関心を持ったのが、松本民之助の作品「龍と琵琶」でした。高橋忠治の詩による曲(民話素材ですね)で、歌曲というよりは「モノドラマ」に近い趣がありました。
メゾソプラノの歌い手の、相当に独特な演技が「どんな旋律が流れているか」という印象を持つ暇を与えないほどに、大変強烈に打ち出されて、間違いなく、全聴衆は彼女の演奏に惹きこまれて(飲み込まれて、という表現をも使いたいくらいの勢い)いました。
音組織は調性からは脱したものであり、ピアノパートのパッセージは技術的に平易ではなさそうでしたが、その「詩」が放つドラマのなせる技か、さして難解に聴こえません。歌のパートで音高を特定していないであろう「語りと歌の中間」みたいな部分も多く、かなり演奏者の手腕によって、その作品としての評価が分かれそうな気もしました。
取りあえず、とても面白い(素敵かどうかという点では、正直なところ、自分でも判断しがたいのですが)ものに出会えた、という喜びは大いに感じられた晩でした!

 作曲家 声楽 ピアノ 金管楽器 ホルン


日付:2006年06月22日

2件のコメント

  1

このブログ(日記)へのコメント

Shigeru Kan-no

松本民之助は僕の先生の先生だ。でも一回も写真さえも見たことがないです。音楽も聴いたことがないです。まだ生きてるのかどうか?

2006年06月22日 06時50分55秒

ユリバード

一昨年お亡くなりになられたみたいです。

2006年06月22日 08時20分58秒

2件のコメント

  1

トラックバック

このブログのトラックバック Ping-URL :
http://www.c-music.jp/tbblog.php?id=722


登録して素敵な出会いを見つけよう!

Museカテゴリー

フリーワード検索

新規ブログ(日記)

ピアニス
トのフジ
コ・ヘミ
ング・・・

https://fuzjko・・・(小原 なお美さん)


この数年
で…

コロナになってから、オペラや・・・(Mariaさん)


ストラヴ
ィンスキ
ー:《春
の祭・・・

クリーヴランド管弦楽団指揮:・・・(星のジュウザさん)


新規会員

みかんさ

こんにちは。周りにクラシック・・・


平行五度
好きさん

合唱経験:高校から足掛け10・・・


みささん
音大卒(声楽専攻)です。現在・・・


公開マイスペース

足跡長
こんにちは。周りにクラシック・・・(みかんさん)


Kansai B
aroque

先日参加していましたKANS・・・(Chorus!!コーラス!!がっしょうさん)


シャルル
さんのお
墓参り

 令和5年2月20日にシャル・・・(歌の翼さん)