ユリバードさんのブログ（日記）〜クラシック音楽の総合コミュニティサイト Muse〜

わたくしの手は小さく、その上指が短くて手の平の部分の面積が大きいのであります。
しかも小学校の６年間ついていたピアノの先生は、ご自身のご事情から、ピアノの先生にモ関わらず「あなたねー、ピアノなんてやってても、いいことないわよー」などと箏あるごとにわたくしにおっしゃる不思議な先生でした。そして小さくて開きにくいわたくしの指に合わせて（ここが問題）中田喜直さんによる「小さい手の子の為の」という曲集を与えてくだすって、それをこなしておりました。
この成長期に、多少の無理をしても指を広げることをしておかなくてはなりませんでしたが、それをせずに、わたくしは過ごしてしまいました。
勿論、現在においても努力を続ければ僅かながら広がりやすくなる、とアドヴァイスして下さる方もありますが、なかなか見るべき変化は得られません（というほどの努力をしていないせいもあります）
又、わたくしはピアニストではないから、いいか、という逃げも手伝っているかもしれません。
でも本当はリストとかラフマニノフの曲に出てくるようながっちり広い音程を両手で掴んで連打するようなフレーズがちゃんと弾ける自分であったならなーと憧れてやみません！

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