ユリバードさんのブログ(日記)〜クラシック音楽の総合コミュニティサイト Muse〜

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演奏の技術

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各分野の演奏家の大きな課題として「演奏技術を向上させる」という項目がその中の最も重要にとらえられているものだと思います。
勿論、不特定多数の聴衆の皆々様にコンサート会場へいらして頂きチケット代金を頂戴して演奏をおきかせする演奏家としては当然のことでありましょう。
でも、「しっかりした演奏だが面白くない」という感想を持つ演奏家のそれも、まま、あります。
要は「技術が水準以上である」という点でのみ勝負することはできないのだな、と思うのです。
上手い、そして感動させることの出来る人が、本当の「演奏家」と評価される方なのかも!
最近は日本人の気質にも一定以上の変化(進化?)が見られ、従前の「真面目一辺倒」というニュアンスで語られるスタイルの演奏家は少しづつ減り、大いに個性を発揮して聴衆を魅了して下さる演奏家が増えてきているようにも思います。
それでも尚、練習する第一義が「ミスのない演奏を果たすこと」であることが多いように思います。
勿論ミスだらけの演奏をすれば「プロに非ず」と評されてしまうかもしれないので限度問題ですが、欧米出身の巨匠達の演奏を聴くと、そこそこミスは起きていたりもします。でも、そうは気にならない。
というより、全体を総括した時にそこには圧倒的な魅力や存在感があり、聴くものに余計で瑣末なことを感じさせないような気がするのであります。
DNAに職人気質があるかのように思える我々日本人が、少しだけ欧米人の大らかさを取り入れる事ができたなら、益々魅力的な音楽家が輩出されていくようになるような気も致します!

 作曲家 オペラ∩声楽曲 ピアノ 金管楽器 ホルン


日付:2006年08月14日

1件のコメント

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このブログ(日記)へのコメント

Shigeru Kan-no

技術は良い演奏の条件の一つとなりますがすべてではありません。演奏解釈の最終目的は聴衆を感動させる事にあるのでしょう。そのための手段は特に決まってないのですが、ミスのない演奏もそのうちの一つです。あまりにミスが多いと音楽そのものが壊れてしまいます。しかしミスが多少あっても良い演奏は存在します。

日本人は何でもかんでも機械的に演奏しますね。音楽のの構造とか歴史とかわかってない人が多いです。演奏家は普通その弾かれる曲がどうして出来たのか、どう出来ているのかきちんとわかって弾くのが普通です。少なくとも欧米ではそうだし、それをきちんと教えるのが音大の役割です。日本のように和声学の集団授業なんてとんでもないです。グループでどこが悪いか一緒にお医者さんに見てもらうようなことですね。だったらやらない方がいいです。

2006年08月14日 23時11分21秒

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