ユリバードさんのブログ(日記)〜クラシック音楽の総合コミュニティサイト Muse〜

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秋の虫の音

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日本の歌には
「あれ、まつむしがないている、ちんちろちんちろ…」
とか、涼やかな虫の音を歌ったものがありますよね。
諸外国ではどうなのでしょう?
いつだったか、イタリア語の歌曲(誰の作か覚えていませんが)「こおろぎ」というのがあったのは記憶していますが!
ヨーロッパではある時期まで虫は邪悪なものとして芸術の表現の対象にはなり得なかった、と聞いたことがあります。だから、あのアール・ヌーボーのガレやアールデコのルネ・ラリックがそのガラスの作品において数々の
昆虫をモティーフに取り上げたのはとてもセンセーショナルだったそう!
それに比べると日本人は昔から虫に親近感を感じていたのでしょうか!?

 作曲家 オペラ∩声楽曲 ピアノ 金管楽器 ホルン


日付:2006年09月15日

14件のコメント

  1

このブログ(日記)へのコメント

お〜、確かに魔女が虫やらトカゲを鍋の中に入れてる絵が思い浮かびます。邪悪なものだったんですね〜。
そういや蝿の王ベルゼブブは悪魔の天使長でしたっけ?

2006年09月15日 22時17分45秒

ユリバード

ヘブライ語ですよね!

2006年09月15日 22時25分07秒

そういや、ガレの生没年1846-1904は長生きしたファーブルの生きた時代1823-1915の中にすっぽりはいってますね。一種の同時代性を見てもいいのかもしれない。

でも、少なくともテントウムシ(ナナホシテントウ)あたりはヨーロッパでも古くから愛されていそうな気がしますが。ブタや4つ葉のクローバーとともに幸福をもたらすものってことになってますから。

チョウチョはどうかな。

2006年09月15日 23時18分49秒

ユリバード

takuyaさま
おお!ファーブルとの繋がりが無意識の中にあったとしたら面白いですね!

たしかに蝶々は優雅で美しい外観を持っているから
昆虫というくくりからは独立して扱われてそうな気もしますねえ!

わたくし、ガレとかミュシャ、そしてラリックなどだーいすきなのです!

2006年09月15日 23時45分50秒

炉端のコオロギってコトバは、たしかヨーロッパ発だったと思いますよ。家庭の団らんの象徴だったり、家庭的な男を揶揄する表現だったりするようですね。

2006年09月16日 00時28分27秒

ユリバード

樅の木さま
へえーーーー!そうなんですか!知りませんでした!こおろぎの捉えかた一つにも民族性によって異なるという訳ですね。土地によって、住む人の感覚は、実に様々なんですね!

2006年09月16日 00時46分18秒

そうそう、コオロギについては樅の木さんのここ
http://kalauer.cocolog-nifty.com/blog/2006/08/gril...
を読まなくてはいけません。:-)

チョウチョはMHデザインになってしまう…。

ファーブルついでに言うと、彼が偏愛したフンコロガシの実物を数年前にアルザスの山の中で見かけて、ちょっと感動しました。

アールヌーヴォー/ユーゲントシュティルは僕も嫌いではないです。ミュシャなんか特に。そして去年半年間住んでいたリュブリャーナという街もユーゲントシュティルでいっぱいでした。

2006年09月16日 20時05分35秒

ユリバード

takuyaさま
本当に!樅の木さまのブログには情報満載で興味津々です!
こおろぎってただものではない虫なんだなあ、と再認識してしまいました!

2006年09月16日 20時17分35秒

虫もいろいろなのでしょうが、虫の鳴き声(何の虫の声だったかは覚えありませんが)については、欧米人の方々にはノイズとしか認識されない、それで・・・との(基礎医学=聴覚と脳の働きに関する研究)レポートを何処かで読んだ覚えがあります。
takuyaさんにご紹介された樅の木さんのブログを読みますと、そう決め付けるのも不自然かな、と。こういうものを音楽ととらえられるのは、元来「日本人の優れた感性の一面」と言っていいのでしょうか?

どなたか、コメントありませんか・・・?

2006年09月17日 03時23分45秒

takuyaさん、
あ、お読み頂いていたのですか。どうもありがとうございます♪

ひこうせんさん、
虫の声=ノイズ、ていうのも最近は変わってきているような気がします。日本的なものの捉え方とかも結構輸出されていますし、俳句を詠むアルファベットピープルもいますし。

2006年09月17日 08時17分06秒

kenzan

虫の音を歌った曲や,虫の鳴き声を題材にした古典曲などは、枚挙に暇がないほど,邦楽の曲にはありますね。
秋を歌った曲には必ずといっていいほど虫の音が曲の中に、しかも鳴き声を模倣した音で取り入れています。
日本人は虫の音に自然に情緒を感じていたのでしょうか。

2006年09月17日 09時01分13秒

樅の木さん、kenzanさん、takuyaさん…

俳句に、邦楽の古典曲・・・なかなか奥が深そう。

>…枚挙に暇がないほど,邦楽の曲にはありますね

いつごろの曲から、でしょうか?
(恥ずかしながら、邦楽については正直十分な知識がありません…。)

虫は確かに、日本では秋の風物詩。こおろぎ以外には、(秋に鳴く)他の虫の話題とかはないでしょうか?

2006年09月18日 15時57分55秒

ひこうせんさんが取り上げていらっしゃる「欧米人」と日本人の聴覚認識が違うという言説は、僕の記憶では、角田忠信の『日本人の脳』という本が大修館から出版されて(1978年のことだったようです)、巷間に流布するようになったのだと思います。その後この研究にはいろいろと批判が出たようですが、右脳・左脳という語彙はすっかり定着してしまい、まあ、一種の比喩としては見事に機能しているし、まあいいのではないかな、と僕は思っています。
ドイツ人がどうで日本人がどうで、という話も、妙にナショナリスティックなところに行かない限り、楽しめばいいことだろうと。
樅の木さんがなさっているような、熟語のような表現からその言語の論理や感性をさぐってみるというのは、つねに面白い。もっとも、樅の木さんがお書きになるから面白いんですけど。

2006年09月18日 16時33分46秒

takuyaさん、樅の木さん

確かに、人によって受け取り方はさまざま。いろいろな情報が行き来して「国際化(!?)」が進んだ今日では、こういう感性の境界の垣根は低くなってる、と考えるほうが自然ですね。
そもそも、私たちが、100年前のドイツの曲などにも感動してるんですから…。

>樅の木さんがなさっているような、熟語のような表現から…面白い。もっとも、樅の木さんがお書きになるから面白いんですけど

そうですね。
で、もっと、他に例はないかな(と、あちこち探しているんですが、…まだ見つからない。苦し紛れにドイツ人の友人にでもメールで聞いてみようか、と。(笑))

2006年09月18日 20時19分37秒

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