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ゲルギエフの「神々の黄昏」

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最近、ある雑誌でゲルギエフが「弱音が重要だ。弱音には作曲家のさまざまな思いが込められている」ということをオーケストラに指示しているのを読みました。「なるほど」と分かったような気がしました。
少々古い話になりますが、今年の1月16日に東京文化会館でゲルギエフの指揮でマリインスキー劇場のワーグナーの「神々の黄昏」の公演を聴きました。この劇場はかつてはキーロフ劇場と言われていました。その当時からオーケストラはかなりいいと思っていましたが(当時のレニングラード・フィルには到底かないませんが)、当日の演奏は期待をかなり上回るものでした。
このオーケストラはゲルギエフの指揮の下で、まるで放射線を放つかのような高くてきめの細かいエネルギーを放射するのです。音の大きさとは違います。それならこれ以上のオーケストラはあります。結局それは「弱音」なのです。ゲルギエフの指揮のもとでこのオーケストラの弱音にはエネルギーがあるのです。有名な「ジークフリートの葬送音楽」では、最弱音から最強音までのダイナミズムの幅に身体が爆発しそうになりました。
当日の公演は、おそらく現在世界で聴ける最高のワーグナー演奏の一つではなかったかと思います。

 チェロ 指揮者 室内楽 器楽曲


日付:2006年09月12日

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