枯葉 あせるさんのブログ(日記)〜クラシック音楽の総合コミュニティサイト Muse〜

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ステージのうえで

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 たった1回の経験だけでこんなことをお話しするのは、それこそ、とんでもないことではあるのですけれど...自分のことを棚にあげて書いてしまいます。

 ステージ...この広い世界に立った経験は、最初の1回きり。とにかく照明が眩しくて、ほとんど目の前の光景を見ていなかったことくらいしか、印象に残っていません。

 そのステージあったのは、ベーゼンドルファーのピアノでした。ピアノを熟練されている方であれば、音の立ち上がりが遅いピアノ...というようなイメージを持たれている方も多いのではないでしょうか。

 その圧倒的な存在感は、私を釘付けにしました。漆黒のコンサートグランド。それはあまりに広く、あまり深く、人が語るであろうすべての表情をそのまま受け止めようとするその姿勢に圧倒されました。

 この音楽を「綺麗に」弾きたい。私には、それだけしかありませんでした。私の思い、私の表情、私の言葉...それらを求められるとは思いもしませんでした。

 そんな驚愕に打ち震える私を、途端に不安に陥れたものがあります。なんとなく...という漠然としたものではあるのですが、それでも確かにあの場所に。

 それはなにか...ということについては、別の記事で触れることにします。

 ピアノ


日付:2006年08月19日

2件のコメント

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このブログ(日記)へのコメント

Shigeru Kan-no

昔ウィーンのムジーク・フェラインで弾いたベーゼンドルファー本社のフル・コン・ピアノは良かったですね。スタンウエイでも必ずしも悪くはないのですが、左の鍵盤が普通のAより2・3余分にあるのでひいきしてしまうようです。

2006年08月19日 23時07分32秒

枯葉 あせる

Shigeru Kan-noさん、はじめまして。

 鍵盤の数が拡張されたベーゼンドルファーといえば...もしや、インペリアルでは?! しかも、ベーゼンドルファー本社を訪問された経験をお持ちであるとは恐れ入ります。

 調律の違いや気候の影響によって変わる音質の違いすら、まったく分からない私ですが、本場のウィナートーン、さぞかし歴史を感じさせるものであったのではないかと想像しています。

 ところで、演奏という1シーンには、本当に多くの交流があるのですね!

 まさか楽器が語りかけてくるとは夢にも思わずに、そのときは不思議な体験に演奏どころではなかったのですが、会話を通じることで音が育まれていくことの、ひとつのドラマを体験できたことは、きっと、これからも宝物になると確信しています。

 私は音楽の世界でも駆け出しですが、もし宜しければ、これからもお相手してやってください。

 宜しくお願いいたします。

2006年08月20日 20時30分34秒

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