椰子の実さんのブログ(日記)〜クラシック音楽の総合コミュニティサイト Muse〜

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ロシアで歌唱レッスン

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このロシア極東の辺境の地に業務赴任して3年が経ちましたが、業務の忙殺された日々で当初目標にしていたロシア語マスターは未だかなわぬ夢となっています。原因は客先が欧米人、同僚構成も他国籍で仕事は英語、日本人職員とは日本語で、且つ辺境の地の生活のためロシア語を使う機会がないのが原因です。そこで10月から一念発起で「歌でロシア語を覚える試み」を始めました。近くの町のK市(人口2万人)で音楽教師を紹介してもらいロシアの歌にチャレンジすることでロシア語とロシア文化に慣れ親しもうという一石二鳥の、いや、さらに住民の方々との交流のパイプを、そしてうまくいけばコンサートもと考えての一石四鳥の試みと言えるでしょう。
紹介者はロシア語/英語通訳でK市生まれ育ちでわが社でこの2年働いているAさん。女性の歳云々は禁句ですが、まあ50半ばのおしゃべりおばさん。でも面倒見はよい。この職場で採用されるまでK市で英語の教師だったため顔が広く、これまでいろいろとお世話になっているAさんで私の希望を伝えると直ぐ動いて頂き、1週間後に音楽教師を紹介頂きました。年齢は50前後の女性でエレナさん。練習場所は市の文化センターのピアノ室。Aさん同伴で話をしました。月2、3回K市に買い物で来たときに立ち寄ることとし、毎回(日曜日)1時間、500Rbl/回で話がつきました。私の唯一のロシア語の楽譜は「黒い瞳」(テナー用)で、これをまず最初の曲とし、次にロシア語の歌集から数曲選んで練習スタート。Aさんは紹介と話をつけるところまでで、後は「音楽家同士だから通じるでしょう!」と早々と退散。最初のレッスンは結構言葉が分からなくても何を言っているか分かるもの。ロシア語歌詞の読み方の練習、発声練習、実際の歌唱練習(初日は黒い瞳の)と進むと瞬く間に1時間が過ぎてしまいました。彼女からすっかり気に入られたと感じています。私自身にというよりか、まず私の歌唱・声質に。現在まで3回のレッスンをこなして、2曲目は彼女の選定した曲で、日本語訳にすると「私の愛する思い出のワルツ」とでも言うのでしょうか。
職場の通訳に英語に翻訳させると次の内容の歌詞です。
I remember a lovely sound of waltz
In summer late at night
An unfamiliar voice was singing
A wonderful sound of waltz
Yes, it was a lovely, languishing waltz
Yes, it was a delightful waltz

Now winter came, and the same firs
Are standing in full dusk
Snowstorms are noising outside
And no sounds of waltz are sung
Where is that old languishing waltz
Where is that delightful waltz

Where is that old languishing waltz
Where is that delightful waltz
Where is that old languishing waltz
Where is that delightful waltz
(ロシア語原曲)
Я помню вальса звук прелестный
Весенней ночью в поздний час.
Его пел голос неизвестный,
И песня чудная лилась.
Да, то был вальс прелестный, томный,
Да, то был дивный вальс.

Теперь зима, и те же ели
Покрыты сумраком стоят.
А под окном шумят метели
И звуки вальса не звучат.
Где ж этот вальс старинный, томный,
Где ж этот дивный вальс.

Где ж этот вальс старинный, томный,
Где ж этот дивный вальс.
Где ж этот вальс старинный, томный,
Где ж этот дивный вальс.

彼女の選曲なのですが、声域からすると男性ならバリトン、女性ならアルトの曲でしょう。まずは最初の課題曲なので有難く挑戦させて頂くことにしました。でも始めてみてやはり感じたのはロシア語の発音・発声は日本人には難しいということ。
今後の私の計画ですが、ロシア歌曲を5曲、イタリア歌曲/オペラアリア5曲、日本の唱歌を3曲この先生の下でコンサート用に完成させたいと思っています。学生時代に戻ったような気分でその気分を楽しむのが動機の半分になっているようです。

 テノール・カウンターテナー ピアノ 作曲家 オペラ∩声楽曲


日付:2006年11月13日

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